「小柄なほうになっちゃう」憧れだったCAの夢を断念→アナウンサーを目指したきっかけ

山本 いや、子どもの頃はCAさんになりたかったんですよ。母がドラマ『やまとなでしこ』(フジテレビ系)と松嶋菜々子さんが大好きで、その影響で私もドラマを見るようになって、めっちゃ憧れて。

 飛行機に乗るたびに、CAさんに話しかけたりしていたんです。だから中高時代はずっとみんなに「私はCAになる」と言ってました。

 母も「里菜がCAになりたいというのは、ママとしてもうれしいし、全力でサポートするね」と言ってくれて、ほんとにいろいろ助けてもらいました。

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――CAという仕事のどんな部分が魅力的に見えたのですか?

山本 すごく凛としていて、かっこよくて、仕事もすごく丁寧で、制服も可愛くて。みんなが憧れる存在ですし、私にとっては、女性としての魅力がすべて詰まってる職業だなと思えたんです。

中高時代はダンス部に所属していた(本人提供)

――なぜ、憧れていたCAの夢を断念されたのでしょうか。

山本 まず、身長が156センチで、CAさんの中だと小柄なほうになっちゃうんですよ。国際線でバリバリやりたかったんですけど、そうなると、どうしても棚に手が届かない可能性が出てくるなと。

 あと、大学2年生のときに青学(青山学院大学)のミスコンに出させていただいて、そのときにいろんなイベントでMCさんを間近で見て、「あ、こういう仕事すごい楽しそうだな」って気持ちが変わっていったんです。

 それで「アナウンサーやってみたいな」と思うようになって、就職活動はアナウンサー1本で受けてました。

「華やかなイメージを持ってましたが…」アナウンサーは思っていた以上に地味な作業も

――キー局の試験はすべて受けたのでしょうか。

山本 そうですね。アナウンサー試験は、もう毎回「なんじゃこれは」って思うくらい難しかったです。カメラテストでいきなり「実況してください」って言われたり。

 あと、紙をめくったら漢字が1文字出てきて、「これに関しての自分の中での思い出や、今考えていることを30秒程度でしゃべってください」みたいな試験もあって。「ええ……なんにもないんですけど?」みたいな(笑)。

 でも自分的には頑張ったから、まあ大丈夫かな、と楽観的な気持ちもありました。

 

――TBS入社後、思い描いていた仕事とのギャップはありましたか。

山本 アナウンサーという仕事に対して華やかなイメージを持ってましたが、実際に仕事をしてみると、思ってた以上に地味な作業も多かったです。パソコンでの作業だったり、自分で調べてまとめる作業だったり。

 ニュースを読むにあたって、原稿はありますけど、最後に文章を読むのは自分なので、常に勉強していないと、もし間違いがあったときに気づけないですし。