2023年にTBSを退社し、フリーアナウンサーとして活動している山本里菜さん(32)。今年10月に初のフォトブック『りな、です』(講談社)を発売するなど、活躍の幅を広げている。

 そんな山本さんに、フリーアナウンサーになってから直面した“壁”、離婚発表後の周囲からの反応、フォトブックで水着グラビアを解禁した理由などについて、話を聞いた。(全3回の3回目/1回目から読む)

山本里菜さん ©山元茂樹/文藝春秋

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「自分に注目が集まるのが、すごく怖い」フリー転身後の難しさ

――フリーになってから出演した番組で、印象に残っているものはありますか?

山本里菜さん(以下、山本) 『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に初めて出たときは、トークのスピード感がすごかったです。

 さんまさんの目配りで、「あ、次あの人が話す番だな、次は私だな」みたいなのを感じながら、ほかの人の話の内容も聞いてなきゃいけないので。常にビクビクしてましたし、汗だくでした。

――局アナ時代とは、番組での立ち回り方が違いますよね。

山本 局アナのときは、自分を主張したらダメという環境だったんですけど、フリーになってからは自分に注目が集まるので、それがすごく怖いというか、不安というか……。

「絶対、私なんかに興味ないでしょ」みたいな感じでしゃべってしまうときもあって。最初はすごくやりにくかったですし、今もうまく話せないときがありますね。

 

キャラを出しすぎると、“作ってる”ような感じになってしまう

――フリーアナウンサーとして活躍するために、戦略のようなものは考えていた?

山本 私は結構毒舌だったり、我が強かったりするので、そういうところを出していけたらおもしろいかなと思って。

 それでバラエティ番組とかに出させてもらってたんですけど、それをやりすぎると、“作ってる”ような感じになってしまって、自分自身が苦しくなってしまう。でもそれを出さなかったら、ただの真面目なアナウンサーで終わってしまうので、そこの難しさはありましたね。

 自分をちょっと作らなきゃいけないんですけど、その「ちょっと」をどれぐらいにするのか、そのさじ加減がわからなくて。やりすぎちゃったら、「あー、やりすぎちゃったな」って反省したりするし、逆に「もうちょっと出せたな」って思ったりもするし。