――世間から注目されやすい仕事でもあると思いますが、そこに対して悩むことはなかったですか。

山本 周囲からの視線は気にならなかったですね。注目してもらえるのは嬉しいタイプなので、むしろ楽しかったです。

 

「今すごく不安だと思うけど…」熱愛報道後、安住アナからLINEが来て…

――TBSには、偉大な先輩アナウンサーの方々がたくさんいますよね。

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山本 皆さんすごかったですよ。それぞれ独特のスタイルがあって、いつも「すごいな」って思わされました。

 特に安住さんには、独特なオーラがありました。初めてお会いしたときの“ボス感”がすごかったです。

――ボス感。

山本 『サンデージャポン』を担当してたとき、私の熱愛報道が出てしまって。絶対にサンジャポの放送中、私のことを取り上げてくださるだろうなって思っていたんです。

 そしたら、放送日の前日くらいに安住さんが「今すごく不安だと思うけど、ちゃんと真摯な姿勢を見せれば大丈夫だからね」ってLINEをくださって。

 それだけでも感動的なんですけど、日曜日の朝6時、サンジャポの打ち合わせの時間に、わざわざ私の楽屋に来てくださったんですよ。

――自分の担当番組じゃないのに、心配して来てくれた。

山本 「大丈夫?」って心配してくださいましたし、「こういう質問が来たらこうやって返すのはどうかな」って、一緒になっていろいろと対策を考えてくださって。「もうこのご恩は絶対に忘れない」って思いました。本当にすてきな先輩に巡り会えました。

「どうしようもないな、もう撮られちゃったし」熱愛報道が出た時の心境

――じゃあ本番では、うまく質問を返せた?

山本 いや、そこはやっぱりサンジャポなので、台本どおりに進まず、安住さんのアドバイスを活かせなくて(笑)。でも、あとから「見てたよ、良かったよ」と言ってくださって、本当に優しい先輩です。

 

――ちなみに、熱愛報道が出た時はどういう心境だったのですか。

山本 会社や番組に迷惑をかけるし、親も心配するだろうし、「どうしよう」みたいな気持ちではありました。でも一方で、「どうしようもないな、もう撮られちゃったし」という気持ちもありましたね。

 あと、そのとき撮られた写真が、ちょっとドヤ顔みたいな感じになっていて。「あ、私こういう顔してるんだ」って、客観的に自分を見ることができました(笑)。

撮影=山元茂樹/文藝春秋

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