当選確実の報を受け、支援者らに向けあいさつする原沢敦美氏=18日夜、横浜市中区

 前市長の辞職に伴う横浜市長選が18日投開票され、無所属新人で弁護士の原沢敦美氏(59)が、無所属で前職の山中竹春氏(54)と新人5人の計6人を破り、初当選を果たした。投票率は45.56%で、前回(41.64%)を上回った。

 市幹部職員へのパワハラにより辞職し、再出馬した山中氏への信任の是非が争点だった。原沢氏は選挙事務所で「市民目線を第一に考え、横浜を良い町にしたい」と述べた。一方、敗北した山中氏は「私の力不足で申し訳ない」と語った。

 原沢氏は自民党、日本維新の会、国民民主党の各県組織の推薦に加え、公明党市議団の支持を得て組織戦を展開。災害対策の充実や財政基盤の強化を掲げ、弁護士の経験も生かし、市政の立て直しを訴えて支持を集めた。

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 山中氏は自身のパワハラ問題を謝罪し、「加害者としてやらなければならない対策がある」と強調。出産費用の独自助成などの実績を訴えたが及ばなかった。会社経営の福山敦士氏(37)=参政推薦、立憲民主党県連の支援を受けた前衆院議員の中谷一馬氏(43)らも浸透しなかった。

 山中氏は2021年8月の市長選で立民の推薦を受け初当選。25年には自民、公明、立民の地方組織の支援を受け再選されたが、今年7月、第三者調査報告書で幹部職員らへの言動がパワハラと認定され、9月に2期目途中で辞職した。

 ◇横浜市長選当選者略歴

 原沢 敦美氏(はらさわ・あつみ)早大法科大学院修了。弁護士。92年から04年まで日本航空整備士。59歳。横浜市出身。当選1回。

落選が確実な情勢となり、会場に集まった支援者に語り掛ける山中竹春氏=18日夜、横浜市中区

 ◇横浜市長選確定得票

当   552,207 原沢 敦美 無新

    230,418 福山 敦士 無新

    199,746 山中 竹春 無前

    179,739 中谷 一馬 無新

     97,819 藤川 祥子 無新

     89,052 浅賀 由香 共新

     49,377 山本 理顕 無新。

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