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現在イベントMCなどで活躍する藤原倫己(元A'st1のTOMO)、韓国に帰化した元M.I.Bのカンナム(日本名:滑川康男)、元CROSS GENEのTAKUYAなど、わずかに前例はある。
しかし最大手の事務所が総力を挙げてデビューさせた、世界規模のボーイズグループの一員として、グローバルな成功を収めたという点では、YUTAが先頭を切ったと言えるのではないだろうか。(もちろん、そのベースにはパイオニアたちの苦労や功績があったという前提だ)
「日本人であること」を売りにすることはなく…
言ってみれば、K-POPにおける「王道」の事務所からデビューを果たした初の日本人アーティストであるYUTAだが、彼はそれまでの先輩アーティストたちとは少し色が違う、独特の存在として光っていた。
当時、多くの人が抱いていた「K-POPアイドルとはこういうもの」という画一的なイメージをそのまま当てはめられない、強い個性を放っていたのだ。それは単に「事務所初の日本人メンバーだったから」ではないだろう。デビュー時から「日本人であること」を売りにすることはなく、それでもなお際立っていたからだ。(つづく)
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