まさかの「喫煙スキャンダル」で、人気が失墜し……

 主演作が次々と決まっていった当時の成海には、すさまじい勢いがあったと当時を知るテレビ関係者が明かす。

「実年齢より年上の役を担当することも多かったのですが、成海さんは役になりきる憑依型の才能を発揮していました。大手事務所に移籍したタイミングも完璧でしたね。『TRICK』への出演で話題を集めた後、所属事務所の猛プッシュで次々と話題のドラマや映画に出演しています。

 当時はいまと違い、大手事務所が期待の若手を主演にプッシュし、大々的に売り出せた時代です。実力もあった成海さんは、流れにうまく乗って大ブレイクをつかみました」

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 2009年公開の主演映画『罪とか罰とか』では、パッとしない崖っぷちのグラビアアイドル・円城寺アヤメを魅力たっぷりに演じ、本格コメディに挑戦。さらに、映画『武士道シックスティーン』や『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』など青春映画でも活躍していった。

 活躍の幅も広く、2012年にNHK大河ドラマ『平清盛』で平滋子を務めたかと思えば、同年に放送した『積木くずし 最終章』(フジテレビ系)では、昭和の非行少女・安住灯を担当。同作は、80年代に社会現象を巻き起こした『積木くずし』の最終版となるドラマで、ハードな描写の多い不良娘を熱演した。

青春作品から不良ものまで幅広く演じた。写真は『積木くずし 最終章』(BSフジ公式サイトより)

 文字通り一線級の女優となった成海だったが、1つのスキャンダルで世間のイメージがガラリと変わることになる。

 2014年1月に写真週刊誌『FRIDAY』が、成海とモデル・山下翔平のデート現場をスクープしたのだ。熱愛報道だけでなく、同誌は成海が路上喫煙しているところまで報じ、銘柄は渋いハイライトだったことを伝えている。

 ちなみに、成海はこのスクープの前に、俳優の綾野剛と映画館デートしている様子を報じられたばかり。相次ぐ熱愛疑惑と喫煙現場をスクープされたことで、清純派としてのイメージは崩れ去ることになる。

 熱愛スクープが影響したのか、それまで順調だった女優としてのキャリアにも変化が見えはじめた。2014年以降はかつてより主演作が減っていき、メディアで成海の名前を見る機会が少なくなっていく。

 当時を知るテレビ関係者が再び証言する。

「熱愛だけでなく、喫煙まで報道されたのが痛かった。成人していたので喫煙自体に問題はないですが、成海さんは清純派で売っていたのでファンを失望させてしまいました」