ゼンデイヤ。いま、ハリウッドの若手トップ女優といえば、間違いなく彼女の名前が挙がるだろう。現在30歳、『スパイダーマン』シリーズ(2017年〜)のヒロイン・MJ役で世界的な知名度を上げると、話題作に次々と出演。公開中の映画『オデュッセイア』では重要な役柄・アテナを演じている。彼女が注目されるのには、その言動、信念にも理由がある。(寄稿:堂本かおる/全2回の2回目)

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 ゼンデイヤは前編で紹介したカラリズム(人種問題)以外にも、納得できない、不条理な事態に遭遇するたびに声を上げてきた。

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『スパイダーマン:ホームカミング』公開時、20歳当時のゼンデイヤ(本人インスタグラム@zendayaより)

 2015年、ある雑誌が掲載した自身の写真を見たゼンデイヤは、腰や太ももが細く修正されていることに驚き、実際の写真と修正後の写真を並べ、以下のメッセージと共にインスタグラムにポストした。

「私が加工されていることにショックを受けました」

「今日新しい写真が公開されたのですが、19歳の私の腰と胴体がかなり加工されていることにショックを受けました。こういうことが女性を自意識過剰にさせ、私たちが抱いている非現実的な美の理想を生み出すのです。

 私のことを知っている人は、私が正直さと純粋な自己愛を大切にしていることを知っています。だから、本当の写真(右側)を公開することにしました。そして、私はそれがとても気に入っています」

修正された写真をアップし、疑問を呈した(ゼンデイヤのインスタグラム@zendayaより)

 同2015年、ツイッターにゼンデイヤの両親の写真がポストされ、「醜い」「もし自分の両親が彼らのようだったら泣いてしまう」などといった中傷のコメントがなされた。これに対しゼンデイヤは長文のメッセージをしたため、こうポストした。