巨人の新監督に、松井秀喜氏(52)が就任することが発表された。23日午後に行われた会見で松井氏は、「ジャイアンツの新たな黄金時代が訪れるように、今日ここからスタートしたい」と決意を述べた。前日22日のドラフト会議では、監督不在という異常事態に見舞われていた巨人だったが、一夜明けての電撃発表となった。

 巨人は、今年5月に長女への暴行事件(後に不起訴)で阿部慎之助前監督が辞任し、橋上秀樹オフェンスチーフコーチが監督代行に就任。同球団には「監督は生え抜きOBに限る」という不文律がある中、球団OBではない橋上氏が監督代行に就く異例の人事が発令され、シーズン終了後の去就を巡っては、松井氏をはじめとする大物OBの招聘が取り沙汰されてきた。

 さらに松井氏をめぐっては、今年のWBC終了後、侍ジャパン監督への就任オファーも届いていたことを「週刊文春」が報じた。しかし松井氏はこれを固辞し、古巣の指揮を執る決断をしたのだった。

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  松井氏の決断の裏には何があったのかーー。「週刊文春」が報じた記事、そして松井氏に長年密着してきたジャーナリスト・鷲田康氏による寄稿記事から、松井新監督誕生の舞台裏を振り返る。

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