――子宮頸がんを公表したら「バッシングに遭った」という方も少なくありません。20年前に罹患された時と比べて、子宮頸がんに対する社会の理解は進んでいると思いますか。
希良梨 20歳で罹患した時は周りに言えるような雰囲気はまったくなかったので、それに比べて今はまだ言いやすくなっていると思います。今回病名を発表した際も、私にはネガティヴな反応はなかったんですよね。
自分自身、若い時はまったく子宮頸がんの知識もなかったし、ワクチン接種もしていませんでした。なので、特に若い方にはこまめな検診とワクチン接種を強くおすすめしたいです。
――抗がん剤治療後、新たなお仕事もはじめられたそうですね。
希良梨 訪問美容のお手伝いや、障害福祉施設でハンドオイルマッサージをさせてもらったり、セラピストとしてお話を聞くことにやりがいを感じています。
――福祉のお仕事に興味があった?
希良梨 正直、病気をするまではまったく興味はなかったんですけど、闘病中、SNSを通じて「私も抗がん剤治療をしていてつらいです」といった声を聞いて、今大変な思いをしている人の役に立ちたいと思うようになりました。
――芸能とはまた違う種類のお仕事ですが、飛び込んでみていかがですか。
希良梨 自分が自分らしくいられている感じがします。闘病中、一度は芸能界引退を発表してしまいましたけど、自分が表に出ることも含めて、バランス的にどちらも必要な場所だなと思うようになりました。
――芸能人としての「希良梨」と、実際のご自身との間にギャップがあった?
希良梨 最近までずっと、芸能人“希良梨”のイメージと実際の自分に大きな乖離があることに悩んでいました。とにかく私は、自分をほったらかしにし過ぎていたんです。
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