『GTO』(1998)のナナコ役で知られる俳優・歌手の希良梨さん(46)は、ブレイク中の2000年、ひっそりと日本の芸能界を去った。当時は伏せていたが、休業のきっかけは「子宮頸がん」だった。その後、世界各地を拠点にしながら台湾で国際結婚・出産・離婚を経験。そして2024年、日本に一時帰国した際、子宮頸がんが骨盤リンパ節に転移していることがわかり、抗がん剤治療を経験した。

 現在は群馬を拠点に福祉の仕事もはじめた希良梨さんに、ご自身の「宝物」だという『GTO』の思い出について改めて振り返ってもらった。

今年の秋に続編が放送された「GTO」の現場で反町隆史さんと再会

「最初に鬼っちの味方になったナナコ役なので、今でもすごく愛情があります」

――今年、28年ぶりに反町隆史さん主演の『GTO』が帰ってきましたが、ご覧になっていましたか。

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希良梨さん(以降、希良梨) もちろん、見てました。

――1998年度版のドラマでは生徒のナナコ役として出演されていたわけですが、どんな気持ちで新作を見ましたか。

希良梨 なんだろう、あたたかい気持ちかな。

 私は初代シリーズで初めて鬼塚先生を「鬼っち」と呼び、最初に鬼っちの味方になったナナコ役なので、今でもすごく愛情があります。「鬼っち、まだ頑張ってるんだね」みたいな(笑)。

――パラレルワールドで鬼塚先生がずっと奮闘しているみたいな感覚で。

希良梨 そうそう。ドラマを見ながら、「令和になると大変だね」って声をかけたくなりました(笑)。

――反町さんがさらにカッコよくなっていて、自分も釘付けになりました。

希良梨 いい年の取り方してますよね。私ががんになったことを知っていたみたいで、2024年のリバイバル版の後くらいに、「反町さんと松嶋さんがすごい心配してたよ」と人づてに聞きました。ありがたいです。

元祖「GTO」のクラスメイトたち。28年前だが小栗旬さんや窪塚洋介さんも面影がはっきり残っている

――出演されたのは約30年前ですが、共演した方々との縁は続いている?

希良梨 ちょっと前になりますけど、皆で同窓会したこともありますし、本当にいい関係ができて幸せです。

 でも、ドラマの当時はすぐ輪に入れなくて、私は最後に皆と打ち解けたんですよね。