NHK朝ドラ、大河、話題ドラマにあいついで出演し…

 NHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では物語の終盤、川栄李奈演じる3代目ヒロインの親友役で登場した。NHKではその直後に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演、源義経の正妻・里を演じている。義経(菅田将暉)が静御前(石橋静河)を寵愛することへの嫉妬から、めぐりめぐって彼に悲劇をもたらすことになる因果な役どころであった。

 同年にはまた、冤罪事件をテーマにした『エルピス―希望、あるいは災い―』(関西テレビ・フジテレビ系)で、テレビ番組のヘアメイク担当スタッフにして物語後半の展開にかかわることになる役を務めた。

『エルピス』ではヘアメイク役を演じた。右は共演の眞栄田郷敦(ドラマ公式インスタグラム@elpis_ktvより)

 当時のあるインタビューでは、『ドライブ・マイ・カー』と『エルピス』ではいずれも喫煙シーンがあるが、三浦の煙草の吸い方はそれぞれ違うと指摘された。これを受けて彼女は、「煙草を吸いたくなる理由はキャラクターによって違うので、なぜ吸いたくなるのか、台本を読み解きながら考えていくと、仕草も自ずと変わる」というふうに説明している。

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あまり理屈で演技はしません

 ただ、《考えたことが体に残っていると信じた上で、現場に入ってからはあまり理屈で演技はしません。吸い方とか、手の置き方とか決めずに反応しやすい体にして集中する。これの積み重ねだと思います》とも付け加えている(「mi-mollet」2022年11月5日配信)。これは最近のインタビュー(『PHP』2026年8月号)で仕事で心がけていることとして挙げていた「演技プランを固めすぎないこと」にもつながっているのだろう。

映画『そばかす』(2022年)公開時の三浦透子 ©文藝春秋

 2022年以降もドラマ出演は続き、『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系、2023年)や『大奥』(NHK、2023年)などの話題作に出演している。『エルピス』の佐野亜裕美プロデューサーとは今夏、『銀河の一票』で再び一緒に仕事をし、主人公(黒木華)を支える新聞記者役を演じていたことが記憶に新しい。(つづく)

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