子育ても仕事も諦めなくていい社会になってほしい

――東京では物価や家賃が高く、共働きでないと生活が成り立たない面もあります。

小松 それはそうだと思います。ただ、子育てにもっと時間をかけたい人にも、選択肢があってほしいんです。

 あと私が問題だと思うのは、女性は一度仕事を離れると、同じ職場やポストに戻るのが難しいことです。だから、早く復帰しなければと焦る。

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 家計を支えるために働く必要があるのは分かります。でも、働いている間の保育にもお金がかかるわけでしょう。何のためにこんなに長く働いているんだろう、ということにもなりかねない。子育てもしたい、仕事も続けたいという人が両方を選べるようにしないと、苦しくなってしまいます。

 小さい時のかわいさって、本当に特別です。大人になったら成長の変化は緩やかになっていきますけど、この数年間は毎日何かが変わっていくんですよ。それを見ていられることが、私には本当に大きかったんです。

娘さんを抱っこする小松さん(本人提供画像)

――小松さんが今、子育てをしているからこそ、強く感じることなんですね。

小松 そうですね。娘が5歳になるまで、そばで成長を見ることができて、本当に楽しかったし幸せでした。この時間は後から取り戻せません。だから、親が望むなら子どもと過ごす時間を持てて、同時に仕事も諦めなくていい。そんな社会になってほしいと思います。

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