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裏ワザを駆使して4万円でANAファーストクラスNY往復搭乗!

気軽にVIP気分を味わう方法とは

2018/10/22

genre : ライフ, , マネー

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マイル以外にかかった費用は……

 というわけで、マイルを貯めて羽田発、ニューヨークのANAファーストクラスに乗ってきました。

羽田空港国際線ターミナルの出発ロビー ©iStock.com

 かかった費用はこんな感じです。

■税金・料金等詳細

旅客サービス施設使用料 2,570円

保安サービス料 640円

通行税 4,140円

動植物検疫使用料 450円

入国審査料 800円

税関審査料 660円

航空保険料及び燃油特別付加運賃 28,200円

合計 37,410円

 たったこれだけの金額です。グリーン車で東京-大阪を往復するより安いですね。

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いざ搭乗 写真:筆者

まずはウェルカムドリンクを選ぶが……

 以下、ANAファーストクラス搭乗記です。

 実際に乗ってみると、半個室状になったシートはさすがにビジネスクラスよりは広めです。おおよそ漫画喫茶くらいの広さを想像していただければ正確かと思います。

「マスミツ様、本日はご搭乗ありがとうございます」

 とCAさんが来ます。

 これはまぁ、ビジネスクラスでも国内線プレミアムクラスでもあるのですが、1人あたりの接客時間は長めです。なお高確率でチーフパーサー=ベテラン乗務員さんが担当になります。

 その後、ウエルカムドリンクでシャンパンかオレンジジュースを選びます。このタイミングで出てくるシャンパンは安いシャンパンなので酔っぱらってはいけません。後からクリュッグが飲めますので待つのが吉です。

 そうこうしていると「お着替えなさいますか?」と声がかけられます。ファーストクラス用のパジャマが用意されており、トイレで着替え用の台を用意され、その上で着替えることになります。

※インスタ映えする写真を撮りたい場合、着替えると残念なことになりますので、事前にキラキラした写真を撮ることをお勧めします!

 パジャマのタグを見ると「株式会社高島屋 法人営業部」と書かれていました。高島屋に発注しているんですね。そこそこしっかりした作りで持ち帰り可能です。小生は今でも自宅で愛用しています。

シャンパンはボトルでいただく 写真:筆者

忘れてはいけない「キャビア」

 食事は和食と洋食から選べます。

 このあたりはビジネスクラスと同様ですが、1皿ずつ和洋を入れ替えることが可能です。

 つまり1品ずつ「これちょうだい、これはいらない」というワガママを聞いてくれるわけですね。

 そして忘れてはいけない「キャビア」が出ます。うっかり和食オンリーで頼むとキャビアをスルーされる可能性もありますので注意が必要です。NY便では「宮崎キャビア」というキャビアが食事に添えて出てきました。また帰国便でキャビアがメニューにない場合もありますが、「キャビアが食いたいよ! キャビア! キャビア!」と臆面もなく主張すると、往路の在庫で残っていた場合に出されることがありますので諦めずに頑張りましょう。

 とはいえ、そんなキャビアもデパ地下では5000円~10000円ほどで買えるので、キャビアが食いたきゃ大量にキャビアだけ買ってエコノミークラスで食べればいいんじゃないかという話もあるのですが……。