エディ・レッドメインさん

 スティーブン・ホーキング博士を演じた『博士と彼女のセオリー』で、オスカー主演男優賞を受賞。実在のトランスジェンダー女性を演じた『リリーのすべて』でも、同部門にノミネートされた。

 シリアスな演技派の肩書きを得たエディ・レッドメインが、その後にオファーされたのが、ファンタジー大作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』だった。

 J・K・ローリングが映画のために書き下ろした“ファンタビ”でレッドメインが演じるのは、「ハリー・ポッター」でハリーらが使った教科書を書いた魔法使い、ニュート・スキャマンダーだ。CGの魔法動物を相手にした撮影には苦労したようで、当時、彼は「『ハリー・ポッター』を見直してみて、エマ・ワトソンが実はすごいことをやっていたんだとわかって感心したよ」と語っていた。

ADVERTISEMENT

 今月公開の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は、全部で5本作られるシリーズの2本目。魔法魔術学校のダンブルドア校長の過去が明かされる注目作だが、2回目とあり、レッドメインも魔法動物との“共演”に慣れたようだ。赤ちゃんのニフラーとのシーンは、とりわけたやすかったとのこと。ニフラーは、キラキラ光る物を見ると捕まえずにはいられない、お茶目な動物だ。

「こいつは赤ちゃんだから、捕まえたいものが大きすぎて、なかなかうまくいかないんだよね。だから僕の周りをぐるぐる走り回ることになる。まるで、僕の2歳の娘のように(笑)。家にいるような気分になって、ちょっと癒されたよ」