晴れた日は、洗濯物をパーット(ン)外(ソト)に干せ(ホセ・ロペス)! 気象予報士の檜山靖洋です。晴れた日は洗濯物をぱーっと外に干して、パットン、ソト、ロペスに期待しましょう!
さて、ペナントレースも折り返し地点を過ぎました。気象予報士的な野球の見方として、天気別の成績を調べています。例年雨に強いベイスターズですが、今年は晴れた日に圧倒的な強さです。
天気別ベイスターズ勝敗(9月3日まで)
晴れ 15勝6敗1分
曇り 5勝8敗2分
雨 7勝6敗
ドーム 4勝11敗
ドーム球場では、ナゴヤドームで3連敗、東京ドームで3連敗と、6連敗中です。首位巨人を追うにはドームでの成績をなんとかしないといけません。そのための秘策はあるのか!?
捕手併用、どんな日に誰を起用するべきか、気象予報士が提案!?
時にはやさしく手のひらで転がすように扱い、時には厳しく叱咤激励する。妻はパートナーが行き詰まっているときに的確に指南し導いてくれる、そんな存在が良いなあと思います。近ごろ私は思うのです。妻はひとりに決めなくても良いのではないか、女房は何人かいても役割分担をすれば良いのではないかと。
こんなことを言うと大変な誤解をされてしまうかもしれません。特に野球のことをよく知らない人(私の妻など……)には。もちろん、これは野球の話です。
投手を支えるという意味からでしょうか、キャッチャーのことを「女房」と呼んだり、正捕手のことを「正妻」などと言ったりします。正捕手が固定されているチームが強い、優勝するとよく言われますが、近年は少し変わってきているように思います。昨年セ・リーグ優勝チームの巨人でさえ併用していました。ベイスターズも今シーズン、戸柱選手、嶺井選手、伊藤光選手、高城選手の併用です。ラミレス監督は、ピッチャーが誰とコンビを組むと防御率が良いのかを見て、キャッチャーを選択するといいます。では、天気別に出場キャッチャーごとの防御率を見るとどうでしょう。妻のご機嫌も天気によって左右されます。あ、深い意味はありません。
今季、マスクをかぶった試合の天気別の防御率を調べてみました。
晴れ 曇り 雨 ドーム
戸柱 2.21 4.28 2.29 5.64
嶺井 2.72 2.65 7.36 3.91
伊藤光 9.00 4.18 2.88 3.12
高城 2.88 4.50 13.50 3.00
(9月3日まで)
例えばこのデータを参考に起用する選手を選ぶなら、晴れの日は戸柱選手を、曇りの日は嶺井選手を、雨の日は戸柱選手か伊藤光選手を、ドームでは高城選手を使ってみてはどうでしょう。そうすれば巨人追撃態勢も整うのではないでしょうか!