文春オンライン

ヤクルト好きすぎ声優・松嵜麗は“大好きなヒーロー”高津臣吾をずっと信じ続けている

文春野球コラム ペナントレース2021

2021/10/03
note

選手を守る“熱い想い”が誇らしい

 それと印象的だったのは9月13日の中日戦。9回、逆転のランナーを置きながらの攻撃中、2塁塁審がアウトコールをしていれば変わっていたかもしれない展開だったが、そのままゲームセット。チームのため選手のため、審判団に15分以上抗議し続ける姿。どうにもならず納得出来ない中、高津監督が下がった後もベンチから全く動かない選手、コーチ陣。

 誰もが納得出来ない中で、もう一度高津監督がベンチ前に戻り手を叩いて、渋々ベンチから動き出した選手たち。私も見ていて物凄く悔しかったですが、でも胸に残る思いには嬉しさと誇らしさもあったんです。

 チームのためにここまで戦ってくれる、守ってくれる、熱い想いを持って取り組んでくれている。これが私の大好きな東京ヤクルトスワローズの監督なんだって。

ADVERTISEMENT

 それでこの時に動画の高津監督の言葉を思い出したんです。「なんかあったら僕が出て行きます」。有言実行、嘘偽りのない言葉。その監督が「絶対大丈夫」って言っているって、選手の皆さんからしたらものすごい嬉しいですよね。大丈夫って言ってくれているってことは、それだけ自分のことを信じてくれている、評価してくれている、出来るって思ってくれているってことじゃないですか。信じているからこそ、愛ある厳しい采配も出来るんだなぁって思いました。

 この試合からチームは13戦負けなしの引き分け挟んで9連勝。もともとチームの雰囲気はいいなと思っていましたが、最近の選手の皆さんの顔は自信に満ち溢れているというか、笑顔も最高というか、本当にチームスワローズは「絶対大丈夫」なんだなって思うんです。

高津さんの胴上げを目の前で見たい!

 突然ですが、私が世の中に存在する写真の中で一番好きな写真は、97年に優勝決めた時の高津さんと古田敦也さんが抱き合っている写真です。(旦那、息子、ごめん)

高津臣吾と古田敦也

 やっぱり大好きなヒーローは今も変わらずヒーローですからね!なぜ写真かというと、ヤクルトを好きになったのは97年優勝した後に出演されたバラエティ番組を観てからで、今のように動画をいつでもネットで見られる時代ではないし、元々ファンだった訳でもないから録画もしていない。

 ファンになってから買ったお小遣いで買えるグッズだから、カードとか下敷きとかで、どちらかというと静止画の方がたくさん見ているんです。だから高津監督が胴上げされるシーンは目の前で見たい。2015年優勝したのを目の前で見たじゃんと言われるかもしれませんが、高津さんが監督で優勝で胴上げとか、また別物です!

 高津監督! ファンもチームスワローズを信じています。

 今季残り試合少なくなってきましたが、皆さんが最後まで力を発揮出来るよう精一杯応燕を届けますからね!

◆ ◆ ◆

※「文春野球コラム ペナントレース2021」実施中。コラムがおもしろいと思ったらオリジナルサイト http://bunshun.jp/articles/48942 でHITボタンを押してください。

HIT!

この記事を応援したい方は上のボールをクリック。詳細はこちらから。

ヤクルト好きすぎ声優・松嵜麗は“大好きなヒーロー”高津臣吾をずっと信じ続けている

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

文春野球をフォロー
文春野球学校開講!