1990年代から2000年代前半にかけて一世を風靡したコギャルブーム。あれから20年以上が経った今、ギャルブームが再燃し、雑誌やSNSなどでは「小学生ギャル」が登場している。令和の小学生ギャルの実態は一体どんなものなのか。
今回は、栃木県に住む小学3年生のギャルモデル・ゆなちさんとその両親をご紹介します。
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◆栃木県在住、小学3年生のゆなちさん
ギャルになったきっかけは、YouTubeで見たeggモデルのみりちゃむちゃん(大木美里亜)と当時小学生ギャルだったじゅなちゃんです。小学生でもギャルになれるんだと思ってギャル活動を始めました。
まずはメイクを勉強して、つけまつ毛をつけて、髪の毛を染めて、ピアスを開けました。スキンケアや歯科矯正のためのマウスピースも毎日欠かさずにやっています。ランドセルは自分でデコってヒョウ柄にしました。
メイクのベースはいつも自分でやっています。目元の細かいメイクはママがやってくれます。目の下のピンクのシールとラメがお気に入りです。
髪の毛はツートーンカラーにしたくて美容室でやってもらいました。黒ギャルに憧れているので、夏は海に行って日焼けをしています。
最近は強くなるためにキックボクシングを始めました。週に3回くらい練習に行っています。そのほかにもヒップホップダンスとチアダンス、ピアノを習っています。
みんなにゆなちの存在を知ってもらえるように、もっとSNSでの活動に力を入れていきます。将来はegg専属モデルと美容師になりたいです。
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◆栃木県在住、ゆなちさんのお母さん
最初に娘からギャルになりたいと言われた時はびっくりしました。でも、周りにギャルの友達がいたこともあり、ある程度ギャルに対する理解があったので、本人がやりたいならやらせてあげようと決めました。娘は雑誌に載るとすごく喜ぶんです。目標に向かって頑張る姿を見れるのは親として、とても嬉しいです。
私も昔はつけまつ毛を付けて濃いメイクをやっていたので、その感じで娘にメイクをしています。最近は、娘が「こういうギャルメイクをしてほしい」って写真を見せてくれるので、それを研究してやってあげていますね。
娘はブリーチをしているので、美容室には1ヶ月に1回通っています。メイク代などを合わせると美容代は月に3万円くらいです。
一応、学校にギャル活動をしていることは伝えているので、髪色について何か言われることはありません。学校にメイクや付け爪をしていくことはなく、基本的には休日にギャル活動をしています。
中学生になると校則が厳しくなると思うので、その時には娘がやりたいことを一番に考えてあげたいと思います。
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ゆなちさんのInstagram
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。