プロ野球は新シーズンを迎えて約1ヶ月が経過した。私の贔屓球団である埼玉西武ライオンズにとって4年ぶりのリーグ優勝、15年ぶりの日本一を目指すシーズンだ。
リーグ優勝&日本一を狙う上で鍵を握る男がいる。
背番号42番 ボー・タカハシ
昨年ライオンズに新助っ人として来日した日系ブラジル人の投手だ。今シーズンは開幕1軍から外れてしまったものの、優勝する上で欠かせない存在になるはずだ。
私は昨年からTwitterで「ボータカハシ優勝bot」として、主にボー投手を始めとした西武の選手の活躍を日々発信している。
多くの人にボー・タカハシという投手を知ってもらいたい。そう思い作ったのが「ボータカハシ優勝bot」である。
忘れもしない2021年12月16日、私はネットニュースでボー・タカハシの獲得を知った。
この右腕投手は、来日するまでそれほどの実績を残したわけではない。しかし、特徴的な「ボー」という名前と私の名字も同じ「たかはし」ということもあり、ボー・タカハシという新助っ人にとても興味が湧いた。
その興味が膨らみ、惚れ込んだのは2022年4月2日、来日初登板のロッテ戦。ZOZOマリンスタジアムで行われた一戦で7点ビハインドの8回にリリーフ登板したボーは、ストライクゾーンめがけて目一杯腕を振っていた。その投げっぷりの良さは、見ていてとても気持ちがよかった。気づけば私はボーの虜になっていた。
ボータカハシ優勝botの誕生
昨年のシーズン開幕直後、Twitterでとあるアカウントがライオンズファン、いや野球界隈で話題となった。
「埼玉西武ライオンズ優勝bot」
ライオンズをひたすらポジり、最後に「つまり優勝は西武」という言葉で締めくくるこのアカウントにライオンズファンの1人である私も心を惹かれた。
そこで埼玉西武ライオンズ優勝botを真似て「ボータカハシ優勝bot」というアカウントを作った。多くの人にボー・タカハシという投手を知ってもらいたい。そう思い始めたのが「ボータカハシ優勝bot」である。
ボーの魅力を知ってもらうために、Twitterの140文字に想いを込めた。
当時高校3年生で受験勉強に励んでいた私は勉強の息抜きとしてボーについてつぶやき始めたが、いつしかライオンズの選手とボーをこじつけるようになった。
例えば、2022年7月2日のソフトバンク戦。1点リードで迎えた9回表に2点を奪われ逆転負けするという“暗黒時代”の記憶が思わずよぎりそうになった試合後にはこんなツイートをした。
「今日は逆転負けをしてしまった。しかしキャプテン源田に今季第一号のホームランが生まれた。源田の背番号は6。今日はライオンズクラシックで昔のショートの松井稼頭央の背番号は7。6に7をかけると42になる。つまり優勝はボー」
今日は逆転負けをしてしまった。しかしキャプテン源田に今季第一号のホームランが生まれた。源田の背番号は6。今日はライオンズクラシックで昔のショートの松井稼頭央の背番号は7。6に7をかけると42になる。つまり優勝はボー
— ボータカハシ優勝bot (@boochampions) July 2, 2022
こじつけでしかないが、嫌な負け方をしたときこそポジティブでいたい。ライオンズのポジティブ男といえばボー(詳細は後述)。ボーといえばボー・タカハシ優勝botだ。