「週刊文春」の調査で、高市早苗首相の"週末引きこもり率"が、安倍晋三元首相(第二次政権)10倍以上であることが明らかになった。この結果に対し、Yahoo!ニュースのコメント欄(ヤフコメ)には、首相の姿勢を問う声と擁護する声の双方が寄せられた。

高市首相 ©︎時事通信社/安倍晋三元首相 ©︎文藝春秋

「週刊文春」は、朝日新聞などの首相動静を基に、高市首相と安倍首相(第二次政権)の"週末引きこもり率"を独自に調査。期間は各首相の就任から8カ月時点まで。高市首相が「終日公邸」、安倍首相(公邸ではなく私邸暮らし)が「終日公邸(または私邸)」の場合「1」、「午前中ホテル、午後私邸」のような場合を「0.5」などとカウントする方法で割合を算出した。その結果、高市首相は50%超、安倍首相は4%台と大きな開きが出た。

 高市首相は週末に公邸にこもり、政策の勉強や答弁の準備を重ねている一方、安倍元首相は週末も政治家や財界人、メディア関係者らと会食やゴルフなどを通じて幅広い人脈を構築していたという。政治部デスクは、こうした関係構築が「長期政権の礎となっていた」と指摘している。

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働いて働いて働いて‥‥

 ヤフコメでは、高市首相の週末の過ごし方について賛否が分かれた。

 首相の姿勢に疑問を呈するユーザーからは、「一国の(しかも傾きかけている国の)首相であれば働いて働いて働いてもらうしかない。それこそもっと様々な場に精力的に出ていくべきなのでは」との声が上がった。「首相の仕事は机上の勉強や答弁準備だけではない。外に出て人と会い、空気を読み、不満を拾い、味方を増やし、合意を作ることも重要な仕事である」と、コミュニケーションの重要性を指摘するコメントも見られた。

 また、「総理だって休む権利はあるとはいえ、国会で『忙しくてほとんど寝ていません』などと訴えておきながらジュエリーイベントは出席する」と、高市首相の週末の時間の使い方を疑問視する意見もあった。

日本ジュエリーベストドレッサー賞特別賞を受賞 ©時事通信社

 一方、高市首相を擁護するコメントも少なくなかった。「人それぞれ過ごし方が違うんだから別に公邸から出ないといけないとかは無いと思う」と、首相の休息を認めるべきだとする声も寄せられた。「高市首相は高市首相かと思います。人それぞれの物事の進め方があるのではないかと感じます」との投稿もあった。

 さらに、首相の負担そのものを問題視するコメントも目立った。あるユーザーは「歴代総理に言えることだが、逆にもう少し総理大臣の負担を軽減することは出来ないものですかね」と投稿していた。

◇ ◇ ◇

 高市首相の"週末引きこもり率"が安倍元首相の10倍以上に及ぶという調査結果は、首相の働き方をめぐる議論を呼んでいる。現在配信中の「週刊文春 電子版」および7月9日(木)発売の「週刊文春」では、高市首相と安倍首相を徹底比較したレポート記事を掲載。安倍氏が生前に明かしていた高市首相の“重大欠陥”のほか、安倍氏の側近議員やブレーンらが指摘した高市首相の問題点について詳報している。

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