強豪ドイツに逆転勝利し、“ドーハの歓喜”に沸いた森保ジャパン。コスタリカ戦では一転、悲劇に見舞われたが、彼らの人生は挫折や苦難の連続だった。逆転を信じてピッチに立つ戦士と支える人々の8つの秘話をご紹介。
中高でイジメ、不登校、就職は“補欠” 森保監督の「耐える力」
昨年11月1日、都内のブラジル料理店。日本代表監督・森保一(54)の激励会を主催した、1993年“ドーハの悲劇”の戦友・武田修宏が明かす。
「あの時期は、さすがにポイチ(森保監督の愛称)も落ち込んでいるんじゃないかと思ってね。メシに誘った後、三浦知良さんとラモス瑠偉さんに声をかけたら2人ともサプライズで駆け付けてくれたよ」
“9人家族”浅野拓磨 空き缶拾いで「10円貯金」、弟の費用も…
「自分でも大舞台に強い、“持ってる男”だなっていうのは感じます」
ドイツ戦で決勝弾を決めた後、メディアにこう語ったのは浅野拓磨(28)だ。
堂安律 兄が明かす「本番前の長文LINE」
「ドイツ戦後、LINEを送ったらすぐに『やってやったぜ』と返事がきたんです。本当に興奮しました」
こう語るのはドイツ戦で同点ゴールを決めたMF堂安律(24)の兄で、元Jリーガーの憂さんだ。
“解説者”本田圭佑 3つの野望は「投資家」「代表監督」と…
「僕、名古屋でプレーしてたんですけど、相馬(勇紀)さん知ってるかな?」
フランクな語り口で話題を呼んでいるのが、ABEMAの解説を担当する元日本代表の本田圭佑(36)だ。
長友佑都 サッカー推薦を得られず苦悩「やめて競輪選手に」
「今でこそ私の『背中でみせる男になれ』との言葉を体現してくれていますが、実はサッカーを諦めようとした時期がありました」
こう明かすのは長友佑都(36)の中学時代の恩師、井上博氏(53)だ。
吉田麻也 交通事故3回も“無傷伝説”と「浪人生兄の献身」
「情熱が続く限り、サッカーを続けたい」
日本代表の主将・吉田麻也(34)はカタールに飛び立つ前、後援会の事務局長・松島伸一氏にそう語った。
source : 週刊文春