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「チョコプラはロバート秋山に近いかも」

スキマ 霜降り、番組で会ったことはあるんですか。

佐久間 霜降りはないんです。昨日、ハナコは収録に来て、すごく跳ねてましたけど。ハナコとチョコプラとかまいたちが来たのかな。面白かった、3組とも。

スキマ チョコプラはもともとネタ職人的な人たちなのに、今年ああいうキャラクターとして、ブレークしたっていうのが面白くて。

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佐久間 確かにね。チョコプラが偉いのは、一発屋と言われてもおかしくないぐらいキャラクターでウケちゃってるのに、毎回キャラクターを立ち上げ直して売れていく。

スキマ すごいですよね。

佐久間 消費されても、無尽蔵に作れるという。かっこよすぎる。だから、ロバートの秋山くんに近いかも。秋山くんも、梅宮さんの体モノマネで一回消費されたあと、今度はクリエイターズ・ファイルがあって。さらに、マジ歌系の歌ネタがあってという。毎回、毎回、自分の力で売れていくんですよ。天才だから。チョコプラは、コンビとしてそれに近いものを感じますね。

 

『ゴッドタン』はなぜ長寿番組になった?

スキマ コント師の売れ方として、新しい道をつくったなという感じがします。いままでコント師がバラエティで売れるというのは難しかったじゃないですか。漫才師と違って人間性が出ないからと。でもチョコプラや秋山さんはコントを作り続けてきた下地で、キャラを飽きられないうちから量産していく。こういう売れ方があるんだなと感じました。

 こう話してくると、今年もバラエティ色々とありましたね。最後に『ゴッドタン』なんですけど、レギュラー化の2007年4月をスタートとしたら、もう11年です。

佐久間 最初の特番は2005年だから、そうするともう13年。

スキマ テレビ東京を代表する長寿バラエティですけど、すぐに打ち切りされる番組も多いなか、なぜこれだけ続いているのでしょう。

佐久間 ちょっとわかんないですねえ(笑)。でも戦略的なことだけじゃなくて、具体的な理由で言うと、お金になるか、話題になるコンテンツを都度都度作ってこられたからという感じがします。「数字」だけじゃなくて、「存在感」が残せてないと、やっぱり深夜バラエティは終わっちゃう。

 今年もハライチ岩井くんとかインパルス板倉くんとかの、腐り芸人的なものとか。今日ツイッターに出てたけど、眉村ちあきさんがソフトバンクのCMに出るんですよ。あとEXITが『おはスタ』のレギュラー化したり。で朝日奈央さんが売れたり。そういう意味で言うと、何もないところから一応探しているのが、多少なりとも毎回実を結んで、番組が続いているという感じじゃないですかね。