「多くの報道において借金トラブルが残っているとされていますが、このような経緯ですから母も私も元婚約者の方からの支援については解決済みの事柄であると理解してまいりました。そのため、平成29年12月から元婚約者の方のコメントだとされるものが連日報道される事態となり、私も母もたいへん困惑いたしました。元婚約者の方のご意向を測りかねたからです」
1月22日、衝撃的な文書を公表した小室圭さん(27)。秋篠宮家の長女・眞子さま(27)との結婚関係儀式が延期となって以来、初めて自身の母・佳代さんと元婚約者男性X氏との間に起こった「金銭トラブル」について説明した。「週刊女性」が「眞子さま嫁ぎ先の“義母”が抱える400万円超の“借金トラブル”」(2017年12月26日号)でスクープしたX氏の言い分とは真っ向から対立する説明を、小室さんは広く国民に向けて行ったことになる。
文書公表当日の朝、車中で微笑まれた眞子さま
私が最も強い関心を持ったのは、「共同通信」が報じた「関係者によると、眞子さまと小室さんの結婚の意思は固い。眞子さまも文書の公表を把握している」(1月22日)という点だ。
結婚延期に際して、2018年2月6日に宮内庁から発表された眞子さまの文書をあらためて読み返すと、「私たちは、この度の延期を、新たな生活を始めるための時間を作る良い機会と考え、その時間を大切に、結婚までの期間を過ごしてまいりたいと思います」とお気持ちを記され、金銭トラブルについては一言も触れられていない。二人の間で、金銭トラブルはすでに「解決済み」の事柄だったのではないだろうか。
つまり二人はこの1年間、強く結婚の意思を持ち続け、しっかりと生計を立てることを最優先に、小室さんは米国での弁護士資格の取得を目指して勉学に勤しんできた。今回、小室さんの文書が公表された22日朝、秋篠宮邸を出発される車中の眞子さまは、微笑みを浮かべられていた。
たしかに眞子さまは小室さんの文書公表を事前にご存知だったのだろう。この文書は、婚約を認められない眞子さまと小室さんによる「徹底抗戦宣言」だと私は受け取った。秋篠宮さまは、小室さんに「相応の対応」を求められた昨年11月の誕生日に際した記者会見で「まだ、婚約前ですので、人の家のことについて私が何か言うのははばかられます」と仰ったが、眞子さまご自身が、一人の“当事者”として関わってしまっておられると言えると思う。