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AKBだけじゃない、会いに行ける“アイドル”たち
『吾輩は看板猫である』 (梅津有希子 著)
最近は“アベノミクス”ならぬ“ネコノミクス”などという言葉があるようです。ひと昔前は犬の飼育数の方が断然多かったのが、今や逆転寸前だとか(「一般社団法人ペットフード協会」調べ)。市場規模はじわじわと拡大しているようです。
惜しまれつつも亡くなった猫の駅長、たまをはじめ、有名なアイドル猫もたくさん登場していますが、テレビ、CM、雑誌での露出はなくても、昔ながらの商店でお客さんをもてなす猫たちもたくさんいます。そんな“看板猫”を訪ね歩いた記録が『吾輩は看板猫である』。昭和レトロな趣を残す商店で、ときにはすやすやと居眠りをしながら店番をする猫たちの姿を切り取っています。見ればきっと会いに行きたくなるはず。
■自著を語る
総勢49匹の名物看板猫がズラリ登場。昭和レトロな個人商店で働く猫たち(2015.11.23公開)
足で探した昭和レトロな22軒 看板猫の取材は人間の都合お構いなし(2011.02.20公開)
『吾輩は看板猫である』
梅津有希子 著
定価:本体700円+税
2015年11月10日