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おおまかな仕分けにもポーチを使う

 小物収納は、細かすぎる分類にすると中身がわかりづらくなるので要注意です。

(1)化粧品
(2)ヘアケア用品、洗面用品
(3)薬
(4)アクセサリー
(5)洗濯用品
(6)デジタルガジェット

 これぐらいでじゅうぶんです。収納するポーチやケースは、自分の中でルールを設けましょう。私は、薬は白い十字マーク付きポーチに、デジタル用品は黒いポーチを利用しています。おおまかに、かつわかりやすく分けるのがコツです。

 

そのまま使えるパッキングリスト

 旅先で「あれがあればよかった!」と後悔しないための持ち物チェックリストです。

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そのまま使えるパッキングリスト

持って行っちゃダメなもの

 持っていくと荷物が重くなるだけ。百害あって一利なしのアイテムはいろいろあります。

 その代表格がドライヤー。旅行用の軽いモノを買っても、それなりの重さはあります(最低でも500gほど)。部屋についていなくても、ホテルのスタッフに言えば、借りることができます。持って行くのはやめましょう。

 電気ポットも持っていってはダメなアイテムのひとつです。10年ほど前は部屋にポットがないホテルが多数あり、部屋でお茶が飲みたいなと思ったときに不便で困るというホテルは少なからずありました。

©iStock.com

 しかし時代は変わりました。部屋でWi-Fiが使えないホテルはいまや生き残れないように、部屋にポットを置いてないホテルも旅行客には支持されません。旅行用品店にはいまだに旅行用のポットが販売されていますが、買う必要はゼロ。本当にポットがホテルにあるのかないのか気になるなら、ホテル予約サイトでそのホテルの備品を確認しましょう。

 客室のアメニティや備品の情報欄を見れば、冷蔵庫、ミニバー、コーヒーメーカー、ボトルウォーター(無料)などの有無が一目瞭然。便利な時代になりました。

 バスタオルも不要です。持っていくとしたら小さなフェイスタオル。バスタオルはかさばります。

 ホテルにあるものはホテルで済ます。現地にあるものは現地で済ませる。これが荷物をすっきりコンパクトにまとめる鉄則です。

 海外に行くときに毎日食べないと落ち着かないとか生きていけないという日本食以外はやめた方が賢明です。

 自分にとっての「持っていっちゃだめ」なアイテムは旅行から戻った後に荷物をチェックするとはっきりわかります。旅の反省を次回に生かしましょう。

 

三田村蕗子(みたむら・ふきこ)

福岡出身。津田塾大学学芸学部卒業。マーケティング会社、出版社を経てフリーに。ビジネス誌や経済誌、流通専門誌などで取材・執筆を行っている。ひまさえあれば、旅行・飛行機・空港のことを考えている空旅マニア。趣味が高じて、空の旅がもっと楽しくなる情報を集めたサイト「まいにち空旅」を開設。現在、タイと日本を行ったり来たりの生活を満喫中。

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