野村克也氏、古田敦也氏から学んだ事
僕の中では伊藤智仁コーチといえばファミコンソフトのファミリースタジアム(通称:ファミスタ)'94でいつも「いとうとも」を使わせてもらっていた。なぜなら変化球がキレッキレで三振を取りまくれるからだ。一緒にプレーする友達からは「お前、いとうとも、せこいぞ!」とまで言われたほどだ。
バーチャルの世界から現実に。当時中学生だった自分は甲子園球場で阪神vsヤクルトの試合で背番号「20」の伊藤コーチを観たのを今でもはっきりと覚えている。
河内「当時、指導者やチームメイトに言われたことで印象に残っている事はありますか?」
伊藤コーチ「野村監督にはピッチャーとしてはそこまで教えてもらった事はないですが、『野球』というものをキリがないほど教えてもらいましたね。バッテリーを組ませてもらった古田さんにはピッチングの事やバッターと対戦するにはどうすれば良いかという事を沢山教わりました」
現役時代は150キロを超えるストレートと球界史上最高のスライダーと言われるボールを、目いっぱい投げていた伊藤コーチ。キャッチャー出身の野村克也氏、古田敦也氏から学んだ事を踏まえつつも、「基本的には自分で考えてやってきたタイプ」と語っている。
その経験や自身の投手論を、今のイーグルスの投手陣に良い形で伝えてくれているに違いない。
そんな伊藤コーチは昨年、文春野球コラム(東京ヤクルト)を担当されていたのは言うまでもない。最後に文春野球コラムをご覧の皆さまにメッセージを送ってくれた。
伊藤智仁コーチ「ただいま、パ・リーグは1位から5位まで団子状態で、いつ1位になるか5位になるか面白い状態が続いています! 文春野球コラムにヒットを押されるのも嬉しいけど、球場に足を運んで、熱いパ・リーグを観に来てください!」
さぁ、スタジアムにLet’s Goです!
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