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雅子さまオンオフ着回しの“国民感覚” 1カ月に3つの地方公務を果たされた「1泊2日」メソッドとは

2019/10/05

genre : ニュース, 社会

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「あなたが注目している女性皇族」1位は……

「婦人公論」(2019年10月8日号)の読者アンケートで、「あなたが注目している女性皇族はどなたですか?」という質問に対して、1位が雅子さま(56%)、2位が愛子さま(23%)、3位が美智子さま(10%)という結果が掲載されていた。雅子さまと愛子さまのお二方で約8割を占めていることに驚いた。「令和の皇室で関心があることは?」の1位は「雅子さまのご体調や外交手腕」だった。

第7回アフリカ開発会議に出席した各国首脳夫妻らを招いて行われた茶会に出席された天皇皇后両陛下 宮内庁提供

 女性皇族は、皇室と国民をつなぐ強力なメッセンジャーともいえる存在だが、国民の意識や感覚と大きくずれていては、何も伝わらないものだろう。長期療養中の雅子さまだが、皇后陛下になられてからのご活動に注目が集まるのは、今後はそういった役割を果たされるのでは、という期待があるからなのかもしれない。

 10月22日には、「即位礼正殿の儀」や祝賀パレードとともに、内外の賓客を招く「饗宴(きょうえん)の儀」が予定されている。昨年政府は、「饗宴の儀」を平成の代替わりに伴う前回の7回から4回に減らし、そのうち2回は立食形式にすることを決めた。儀式の簡素化と両陛下のご負担を軽減するためだという。

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 冒頭の茨城県ご訪問の初日は、愛子さまの学習院女子高等科最後の運動会の日でもあった。10月22日を前に、雅子さまは皇后陛下として着実に歩みを進められている。

2018年7月、イギリスの名門私立・イートン校のサマースクールへ参加されるため羽田空港へ向かわれる愛子さま ©JMPA
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