政界・芸能界で続く「不倫」問題。スマートフォンの普及、働く女性の増加など、社会の変化とともに不倫を取り巻く状況は大きく変わった。10年前の40倍にのぼるシニアの不倫、急増する男性依頼者の数など、これまで26万件の不倫調査を扱ってきた探偵社の代表が『探偵の現場』(角川新書)で明かす、不倫をした人された人の調査の実態とは?

配偶者の下着、靴下を注意深く観察

 不倫相手との逢瀬を楽しんで帰宅が遅くなった時に、必ずいう言い訳は、「接待で」「得意先との打ち合わせが」「上司と」「同僚と」「部下と」など、仕事を理由にする確率が非常に高く、怪しまれないよう早めに遅くなることを申告する傾向があります。つまり、不倫相手との逢瀬が、その日突然決まるのではなく、何日か前からお互いの予定をすり合わせて会う日を予定しているからです。行動の裏に隠された真実を見抜けるよう、注意深く観察してみてください。

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 不倫をしているか疑いがある場合には、配偶者の下着を意識的にチェックしてみましょう。普通の日常生活では、妻や夫など配偶者か、同居する家族以外に下着を見られることはありません。しかし、不倫相手の前では見栄を張りたいし、恰好悪いと思われたくないので、肉体関係が始まった時点で、下着を気にしだすのです。急に下着がオシャレなものに変わっていたら、ほぼ浮気を疑っても間違いないでしょう。

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 不倫や浮気をしているのが夫だった場合は、糸で縫い付けたマークや微妙な色合いが違うタイプの靴下を、何気なく穿かせてください。左右それぞれのマークを覚えておいて、帰宅時に左右が入れ替わっていないかを確認するのです。もし、左右が入れ違っていたとしたら、明らかにどこかで靴下……つまり服を脱いだことになりますので、浮気の可能性は高くなります。

 そして夫婦関係においても、不倫・浮気をしている人は、多少なりとも後ろめたい気持ちを持っています。あなたとの関係が変わるだけでなく、あなたのご両親にも会いたがらなくなってきます。