「準備にさらに充分な時間をかけたい」?
立皇嗣の礼は本来、祝宴に当たる饗宴の儀も立食形式で2回に分けて行われる予定となっていたが、ウイルス感染拡大の影響で中止となっている。
眞子さまは一般の結納に当たる納采の儀まで1カ月を切った2018年2月6日、ご結婚延期の発表に際して小室さんとともに文書を公表され、その中で「今、私たちは、結婚という人生の節目をより良い形で迎えたいと考えております。そして、そのために2人で結婚についてより深く具体的に考えるとともに、結婚までの、そして結婚後の準備に充分な時間をかけて、できるところまで深めて行きたいと思っております」と綴られた。
「眞子さまが発表される何らかのものとは、この内容の延長線上にあるのだろうと庁内では噂されています。『準備にさらに充分な時間をかけたい』といったものです。その理由は、眞子さまのご結婚への意志が鉄のように固いというのが、庁内での定説だからです。
世間一般では、予定されていた結婚式が新型コロナウイルス感染回避のために軒並み延期されています。全世界的なイベントである五輪までも延期となったわけです。それだけに眞子さまと小室さんは、ご結婚の再延期を言い出しやすい状況下にあるのです」(同前)
借金騒動もなんら結論を得られていない
ご結婚の延期期間として当初から言われていた「即位にまつわる一連の儀式が終わってから」というのは、もちろん最後に控えた立皇嗣の礼の後という意味だった。だが、現状は3年間とみられている小室さんの米ニューヨークへの留学が、まだ1年以上残されている。小室さんの母・佳代さんの借金騒動もなんら結論を得られていない。
「秋篠宮さまは英オックスフォード大学大学院動物学科ご留学中に皇室会議で結婚が承認され、納采の儀をされていますが、ご結婚自体は留学生活が終わってからです。ですから、小室さんも留学中に結婚するというわけにはいきません。立皇嗣の礼以降であれば、理論上は納采の儀はできることになりますが、秋篠宮さまが一昨年の誕生日会見で『納采の儀というのを行うことはできません』と述べられている以上、借金騒動が決着しない限り、納采の儀はやはり無理です。
それに、小室さんは現状では仕事をしていません。今後どう生計を立てるのかも、現時点ではわからない。『準備にさらに充分な時間をかけたい』ということになるのであれば、小室さんが米国で弁護士になるか、米国で3年間、弁護士の実務経験を積んで日本で国際弁護士として働くか、米国の弁護士資格を生かして日本の企業などで働くかの3択になると言われています。いずれにしても、まだまだ時間がかかるのです」(同前)