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「あの人が元気に帰ってきてくれたら、みんなの希望の星になる」
モト冬樹は2017年2月18日付のブログにこう綴っている。
《俺が尊敬する志村さんの誕生日会に行ってきました。最近お体を壊されて、心配だったのですが、意外に元気で安心しました。自分はコントだ、という信念をつらぬく志村さん。尊敬するなぁ。実はドラマとか舞台をやらせたら、誰も真似ができない、素晴らしい演技をされるんだよなぁ。
俺は、志村さんに一回でいいから 志村さんが主演の映画が観たいってリクエストしたんだ。できたら俺を使ってくれとも。俺の夢なんだよな。志村さん、いつまでも元気で俺達を笑わせてくださいね》
だが前述の通り、初主演映画となるはずだった「キネマの神様」を志村は降板することになった。モト冬樹は最後にこう語った。
「今回の新型コロナはその矢先だった。なんで志村さんが、という思いでショックだよ。志村さんは(かつて罹った胃潰瘍や肺炎などの)疾患があるから、すごく心配しているんですよ。でも、きっとあの人が元気に帰ってきてくれたら、みんなの希望の星になると思うんだよ。みんなに元気を与えると思う。帰って来てくれることを願ってる。それしかないもん。国民のために絶対に戻って来てほしい。それ以外のことは考えたくない……」
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