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《志村けん写真館》東村山の大親友が語るドリフのコントみたいな高校生活「ハンサムで学園のマドンナとも…」

「志村、若い頃は酒が飲めなかったんですよ。卒業後に2人で話し込んだとき、下積み時代に飲まなきゃやってられないようなことがあって、カウンターに座ってウイスキーをぐっと一杯やったら記憶が飛んで、気づいたら道路に横たわっていたんだと聞きました。仕事をしているうちに飲まなきゃいけなくなって、だんだんと飲むようになったんじゃないかな……」

 新型コロナウイルスによる肺炎で逝去した志村けん(享年70)。酒豪のイメージがある志村だが、高校の同級生で、大親友だったという今野純二さん(70)は懐かしそうにそう語った。

3月29日に逝去した志村けん ©文藝春秋

「志村けんの木」の下で悼む人々

 志村けんのふるさとである東村山市の東村山駅前には、1977年に彼の功績をたたえて植えられた「志村けんの木」と親しまれる3本のケヤキがある。訃報が伝えられた3月30日からはかたわらに献花台が設けられ、多くの人々が花を手向けていた。

「志村けんの木」の下に設置した献花台を訪れる人々 ©文藝春秋

 日本中から、そして地元からも愛された志村。東村山で取材を進めていくうちにわかったのは、同級生からも愛されたその素顔だった。