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《志村けん写真館》東村山の大親友が語るドリフのコントみたいな高校生活「ハンサムで学園のマドンナとも…」

《志村けん写真館》東村山の大親友が語るドリフのコントみたいな高校生活「ハンサムで学園のマドンナとも…」

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 高校時代から、誰にでも好かれる人懐っこさがあったという志村。当時のプレイボーイぶりを、今野さんはよく覚えているという。

「僕が知っているだけでも、マドンナみたいな綺麗な子と手をつないでいたかと思えば、下級生のかわいい子と一緒にいることもあった。この野郎と思いましたが、志村だとまたそれが憎めないんですよ」

「志村くんは凄くシャイな男の子でした」

 高校時代を過ごした別の同級生女性Aさんも、当時の志村の人気者ぶりを語った。

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「志村くんが赤点とったことは聞いたことないですよ。結構秀才なんです。それでいて面白いから、みんなから人気がありました」

 一方で、女性の目には志村の違った一面も映っていたという。

「高校のとき、志村くんにはおっとりしたガールフレンドがいました。でも、隠れていろんな女の子とデートに行ってたんじゃないかな(笑)。実は私も1回だけデートしました。志村くんの家と私の家を西武池袋線で行ったり来たりして、結局私の家でおしゃべりした。でも何を喋ったか覚えてないくらい、すごくシャイな男の子でしたよ」

高校2年生の夏、高原学校(林間学校)で那須に行った際の一枚

 モテ男ぶりは高校になってからだったと語るのは、中学校までの同級生Bさんだ。

「中学生の頃、廊下で志村に会うと決まって、『あの子いいよな』と気になる子の話を情報交換していました。好きな子が被らないように騙し合うこともありましたよ。

 体操部だった志村は、ハンサムだしスポーツ万能で勉強もできた。でも、モテていたかといわれると……。同じ中学の子に振られて、『お互い勉強頑張ろう』と語り合ったりもしましたから(笑)」