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「今年度は将棋めし的には激動の一年」

――次は将棋めしです。

深浦 だいぶトーンが変わってきましたね(笑)。

――今年度は将棋めし的には激動の1年でしたよね。「みろく庵」がなくなった代わりに「鳩やぐら」や「ル・キャレ(Le Carre)」といった新店が登場したわけですが、印象はいかがですか?

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深浦 鳩やぐらは、安定感がありますよね。野菜もバランスよく入っているので「これを頼んでおけば間違いない」という感じです。

〈鳩やぐらは、ヘルシーでおいしそうで一度食べてみたい〉(45歳/女性)

 

〈動画中継がある対局の時、よく鳩やぐらさんのメニューが注文されていますが、その中でも豚キムチが美味しそうでいつか食べてみたいなと思っています〉(40歳/女性)

――ル・キャレも食べてみたいという声が多いですね。

〈将棋めしは和のイメージが強かったのですが、洋食で出前とは思えないほど美味しそうだったので。今度行ってみようと思います〉(30歳/女性)

 

〈ビーフストロガノフは若手からベテランまで多くの棋士がオーダーするので、きっととても美味しいのだろうなと思います。棋譜コメで何度も見るので、私も作る回数が圧倒的に増えました〉(47歳/女性)

遠山 ル・キャレは、おしゃれな店舗によく行きますよ。

 

――洋風といえば、佐々木大地五段が何度か買い出しを頼んでいたパニーニも話題になりましたね。注文は、前もって決めているものですか?

遠山 私は持ち時間などを考えてけっこう決めていますね。持ち時間が4時間の将棋って、夜の休憩がないんですよ。でも終局が8時とかになるので、しっかり食べておこうとか、そういったことを考えて注文します。あと、ご飯の量は減らすことが多いですね。深浦さんも、よくご飯の量を半分にしていますよね。

深浦 よく見てますね。

遠山 私もそういうタイプです。

――やはりお腹に入りすぎると、頭に血が回らない感じですか?

深浦 やはり食べ過ぎるとよくない気がしますので。いつも少なめにしています。

 

深浦「将棋飯ハイライトは、藤井聡太くん

――ご飯は、みなさん一緒に食べますか?

深浦 そうですね。同じ部屋で基本的には黙々と。

遠山 仲良い人がいれば、ちょっと話したりもしますけどね。

深浦 自分の今年度の将棋めしハイライトは、藤井聡太くんが、カレーと生卵を注文していて、その卵をカレーにかけるかどうかで迷っていたのを見たときです。

――わはは(笑)。それで卵はどうしてました?

深浦 かけて食べていましたね。あの若さで、生卵で精力をつけようと思ったのかなぁといろいろ考えました(笑)。