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化粧品や服を隠し、楽屋に鍵を掛けて締め出す陰険な手口

 当時、今泉から相談を受けていた親友はこう証言している。

「(今泉の)化粧品や靴下が片方だけ隠されたり、私物がなくなることはたびたびあったようです。帰りに上の服がなくなり、スタッフから借りたことも聞きました。とあるCMの撮影のときも、D子に楽屋の鍵を閉められ、外に締め出されたことがあった」(週刊文春デジタル「主犯格は5人『平手の欅坂46を壊している』と面罵も 今泉佑唯“卒業の真相”は陰湿イジメだった」より)

 問題は平手ではない。平手は誰とも群れない、“孤高の存在”だったという。今泉の実兄も当時こう語っている。

「平手さんの取り巻きが問題だった。イジメの主犯はA子とB子をはじめ、C子、D子、E子の5名。彼女たちは平手さんを崇拝する“取り巻きメンバー”でした」(今泉の実兄)

センターで踊る”カリスマ”平手友梨奈(2017年紅白歌合戦リハーサル) ©文藝春秋

運営トップも「何もしてあげられなかったのは申し訳ない」と謝罪

 卒業が決まる前、当時運営トップだった今野義雄氏は今泉に対し、「こういう事実があったことはメンバー、スタッフもわかっていたし、気づいていた」といじめの事実を認め、「何もしてあげられなかったのは申し訳ない」と謝罪している。そして、いじめの張本人であるA子らが「自分のストレスを佑唯にぶつけてしまいました」と、運営側に対しいじめを認めたという。今野氏は一度は「5人をクビにする」という条件で、今泉の活動継続とシングル「アンビバレント」での選抜入りを打診した。

シングル「アンビバレント」初回限定盤ジャケット

 今泉はその打診を受け入れ、いじめの遺恨を水に流すことを承諾したという。だが、夏に行われた曲の振り付けの練習の際、いじめの主犯格である5人が何事もなかったように参加していたことに今泉は愕然。「5人をクビにする」という約束は果たされず、結局、何も変わらなかった。