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難聴、自殺衝動、鬼の形相の卒業写真

 その頃、過度のストレスから、今泉は「心因性難聴」と診断され、湿疹が体中に発症。自殺を考えたこともあったという。家族や近親者にLINEで想いを告げている。

 今泉が卒業する際、メンバー全員で撮った集合写真にも「いじめファイブ」の陰険さは表れていた。撮影の際、A子はなかなか写ろうとせず、B子は今泉と距離を取り、鬼の形相でカメラを睨み付けているのだ。

今泉佑唯の”卒業記念写真”に映っているのは……

キャプテン菅井友香も見て見ぬフリ

 キャプテンの菅井も仲裁することはできなかったという。

「菅井さんは最年長ということもあり、2017年1月にキャプテンに選ばれました。美人でファンからの人気は高く、真面目な性格なので、運営側はキャプテンに適任だと考えていたようです。が、互いにシビアな評価を下す女の子グループの中では、残念ながら、人望はなかった」(前出・欅坂関係者)

 1年半もいじめに悩んでいた今泉に対しても、いじめの実態を知っていたにもかかわらず、見て見ぬフリで、声をかけることもなかったという。

「今泉さんが卒業を発表してから、慌ててコミュニケーションを取ろうとするなど体裁を整えようとしていました。でも、他のメンバーが卒業するときも同様だったんです。『心配していました』というポーズを見せるだけ。そんな姿を見ているだけに、メンバーは菅井さんに『頼りにならない』『空気が読めない』『キャプテンとしてダメ』と不満を隠しません。彼女たちは菅井さんを歯牙にもかけない。それくらい女性グループの上下関係は残酷なのです」(同前)

写真中央が菅井友香。「イオンカード誕生記念イベント」に出席した(左から)小林由依、土生瑞穂、菅井、守屋茜、渡邉理佐の欅坂メンバーたち(2019年11月19日) ©時事通信社

 だが、見て見ぬフリをしたのは菅井だけではなかった。