昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2020/04/22

立川市――くるりん設置のアイデア

 立川市のキャラクター「くるりん」がデザインマンホール蓋になった。

立川市のキャラクター「くるりん」

 くるりん蓋は3種類ある。今回設置された蓋は3種類目だ。2018年に1種類目を、2019年に2種類目を設置していた。

立川市 くるりん2020年蓋(スタンプラリー対象)
住所:東京都立川市柴崎町3-14-3 立川市・大町市観光情報プラザ前 ほか1か所あり 西武立川駅北口

 立川市はこの3種類目のくるりん蓋を、東京都の予算で2枚設置した。2018年の時点で3種類のデザインは決定されていて、1年毎に1種類設置、3年計画でデザインしていた。渡りに船の予算が降ってきて立川市は嬉しかったと思う。

 立川市以外の蓋はカラー樹脂を充填してカラー蓋にしているが、立川市のくるりん蓋はセラミック粉体塗装という塗装技術でカラー化している。鋳物の蓋の凹凸ともに色をのせている。表面がザラザラに仕上げられていて、すべり防止効果がある。マットな仕上がりになるので、鋳物の力強さと同時にやわらかさが出る。キャラクターの雰囲気にあっている。良い選択だ。

 前年までのくるりん蓋もあわせて紹介しておく。それぞれ2枚カラー蓋がある。

立川市 くるりん2018年蓋

 セラミック粉体塗装は、すべり防止効果が高いが汚れに弱い。ザラザラに汚れがこびりつくと厄介だ。簡単に洗ってから撮影したが、くるりん2018年蓋は、汚れが少し気になるかもしれない。

立川市 くるりん2019年蓋

 セラミック粉体塗装は色数を増やすことが難しい。カラー設計が見どころだ。また塗装加工をできる会社が限られる。といってもどの鋳物メーカーに発注しても塗装はOEMで外注するはずだ。しかし発注元メーカーによってデザイン演出の傾向があるように感じている。研究しがいのあるポイントだ。

立川市 くるりん蓋