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 テンポもすごくよくて、いい雰囲気でした。限られた空間、バーチャル空間の中で大人数が集まる会議なので、どうなるかなと思っていましたが、みんながテンポを気にして工夫をした結果、すごくうまくいきました。

 うまくいった要員としてひとつあるのが「チャット」です。音声ではなく、テキストのチャットを使って、みんなで「お疲れさまでーす!」と一斉に書き込んだりして、一体感が生まれました。しゃべるだけじゃなくて、チャットも同事にやることで思いのほか盛り上がったんです。

 ティータイムのオープニングは、広報の男性社員のDJから始まったのですが……よく彼は社内イベントでDJをやるのですが……普段はあまり誰も注目してないのに(笑)、ビデオ会議ではそれしか見られないので、オープニングからけっこう注目が集まっていましたね。

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 みんなで「お見合い」しちゃうとか、誰もしゃべらないみたいなことになるかと思ってたんですが、意外になかった。こういうバーチャルな「ティータイム」は初めてでしたが、ぼくらの場合は海外のチームとこういう大人数でのビデオ会議を日頃からやっていたので、そういう意味でいうと、多少なりとも慣れはあったのかもしれません。

(【続き】Twitter社長に聞く「“アフターコロナ時代”に働き方はどう変わると思いますか?」 を読む)

構成=竹村俊助 @tshun423
写真=杉山秀樹/文藝春秋