外出を控える生活が始まり、そろそろ1カ月が経とうとしています。食事は基本自炊、たまにテイクアウトの生活です。大好きな蒙古タンメン中本もしばらく店舗で食べていません。正直、辛いです。
そんな時に特大ニュースが飛び込んできました。
【4月19日より蒙古タンメン中本がラーメンのお持ち帰り開始!!】
中本52年の歴史でラーメンが店の外に出るのは初めて。このことについては前回の記事で詳しく書いたので、そちらをご覧ください(『蒙古タンメン中本52年で初「お持ち帰りラーメン」中本“ガチ勢”が食べた感想は……』)。
実はラーメンお持ち帰りのニュースに隠れて、もう一つニュースがあります。
お店で出している生麺のお持ち帰りもはじまったのです(10年近く前も販売されていたらしい〈注1〉)。
以前、ラーメンに詳しい後輩のしずる・村上純とラーメンの話になりました。村上は「中本って辛いスープが注目されがちじゃないですか。でも、麺・・・・・・すごく美味しくないですか?」と言っていたのですが、その通り。モチモチした麺が本当においしいんです。
そこに気が付く村上に感心したのと同時に、言いたいことの前に「・・・・・・」と間を空けて、「すごく美味しくないですか?」を際立たせる話術も流石でした。純さん、その技術いつか使わせていただきます、ありがとう。
自宅に漂う蒙古タンメン中本の香り
早速、中本の生麺を買ってみました。 5玉入りで税込み600円です。
茹でる前の麺、表面には白い打ち粉がついています。「茹で時間は3分半、つけ麺の場合は6分茹でた後、冷水でしめておめしあがりください」とのこと。
沸騰したお湯に麺を入れます。
東京事変の名曲、『群青日和』が3分33秒なのでフルで歌えばちょうど茹で上がる時間です、参考までに。歌い終えたら、麺をザルに移し湯を切ります。
湯気と一緒に上ってくる本物の麺の香り、結構感動します。
麺が茹で上がったところで本題です。今回、中本の生麺で作るのはラーメンでもつけ麺でもありません。実は中本に精通する、ある人物からおもしろい話を聞きました。