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「M 愛すべき人がいて」松浦役・三浦翔平は「ドラマなんで」と苦笑い 非道合コン・佐藤健との格差は…

2020/05/02

《開始5秒で、あまりの“セリフ棒読み”に逆に釘付けになった!》
《これ、笑ってもいいやつ……?》
《強烈すぎて眠れない。キャラ立ちすぎだろ》

 4月18日、ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日・ABEMA共同制作)第1回放送直後、SNSには視聴者の声が溢れた。初回視聴率は5.6%。土曜の深夜帯としては好スタートを切った。

 原作は昨年8月に発売されたノンフィクション作家・小松成美氏による同名作品だ。平成のディーヴァ・浜崎あゆみと彼女を売り出したエイベックスの松浦勝人。ふたりの出会い、恋愛、そして別れまでを丹念に小松氏がインタビューしたうえで「事実を基にしたフィクション」として発刊したのだ。

“ベタベタな演出”に戸惑いを隠せずにいた三浦

 この実写化成功の鍵を握るのは「俺は神様なんかじゃない! でもな、神様からのメッセージは届く!」というアクの強いセリフを真顔で叫ぶ、『マックス・マサ』こと松浦役の三浦翔平(31)だ。SNSでは「イケメンすぎるマックス・マサ」と話題になったが、三浦本人は撮影当初、“ベタベタな演出”に戸惑いを隠せずにいたという。

三浦翔平 ©時事通信社

「三浦さんはスタッフに『こんなんでいいんすかね……。俺、イケてます?』と訊いていたそうです。新型コロナの影響で進行スケジュールもタイトになり、役作りにはかなり不安を覚えていた。そんな折、松浦さん本人が現場に顔を出したんです。松浦さんに『90年代後半ってとにかくムチャクチャだったんで、もうどうにでも好きにやってください』と直接言われて吹っ切れたようです。カットがかかったあとに、苦笑いしながら『ドラマなんで』と言い訳をすることはありましたが……(笑)」(番組関係者)

松浦勝人 ©AFLO

キャスティングに見え隠れする権力者たちの“密”な関係

 松浦氏本人からお墨付きをもらった三浦だが、このキャスティングには芸能界の権力者たちの“密”な関係が見え隠れする。そもそも小説「M 愛すべき人がいて」は、松浦氏とサイバーエージェント社長の藤田晋氏の酒席からスタートしている。

「本発売の1年前、浜崎あゆみと松浦氏、そして松浦氏の“飲み仲間”である藤田氏が西麻布で飲んでいてこの企画を思いつき盛り上がった。あゆがエイベックスでデビューして20年。酸いも甘いも噛み分けた松浦氏との関係を“ビジネス”にしようということになったんです。

 その場で、藤田氏が本の版元となった幻冬舎社長の見城徹氏に電話して出版話を持ち掛け、『ドラマ化のときにはテレ朝とABEMAの共同で』と、トントン拍子に酒席の話が進んだといいます」(スポーツ紙芸能デスク)