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2020/06/08

さよなら「仲木戸駅」……改名の理由は?

 JRの東神奈川駅は京浜東北線と横浜線が交わる駅で、横浜線に3駅ぶん乗れば新幹線の新横浜である。

京急東神奈川駅を降りたら、ペデストリアンデッキを挟んでJRの東神奈川駅があった
こちらが京急東神奈川駅
やはり駅看板はピカピカである

 つまり、旧仲木戸駅は京急沿線から新横浜、東海道新幹線を目指すための乗換駅だったというわけだ。ところがほとんど同じ場所にあるのに駅名が違うと、ここが乗換駅であることに気がつかない人がいるかもしれない。横浜駅でもJRと乗り換えることができるが、人混みの中の乗換は骨が折れるし、北側(仲木戸駅以北)の京急沿線の人が横浜で乗り換えたら遠回り。だったら「同じ駅ですよ」とアピールしておくほうが便利に決まっている。

 

 きっと、これが駅名変更の大きな理由なのであろう。言ってみれば、京急川崎とJR川崎、京急久里浜とJR久里浜、これらの関係と似たようなもの。駅周辺は京急側もJR側も住宅地。京急からJRへと乗り換えていく客もいれば、その逆の客もいた。同じ駅名になって、これから乗り換えで利用する人も多くなるんじゃないだろうか。

【続き】なぜ「産業道路駅」は「大師橋駅」に名前を変えた? 京急電鉄の新駅名4駅に行ってみた を読む)

写真=鼠入昌史

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