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お忍びで「声だし」の噂も 手越祐也がゲーム配信に進出したら起きうる3つのシナリオ

3つの新しい手越が見られるかもしれない

2020/06/30
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 ゲーム配信に馴染みの無い方、そして「それの何が楽しいのか」といぶかしんでいる方は、遠い昔、友達の家に行って、友達がドラクエをプレイするのを、麦茶を飲みながら何時間も観ていた時間を思い出してほしい。

 友達のプレイに茶々を入れ、うまくいかなかったときは一緒に悔しがる……ほら、観ているだけでも楽しかったでしょう? 

 エンターテイナーとしてファンサービスを欠かさない手越がゲーム配信に本気で取り組めば、カリスマ性を全開にして、男も女もほれ込むような話術を駆使しながら、ゲームをプレイしてくれるはずである。 

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 そして手越自身にとっても、ファンと密なコミュニケーションがとれるゲーム配信は、ジャニーズ退所後に人気を持続させる有効な戦略になるはずだ。 

シナリオ2:パイオニア手越、ゲーム配信に新しい風を起こす 

 芸能界はにわかにゲーム配信ブームである。2018年に本田翼がYouTubeチャンネル「ほんだのばいく」を開設。その第1回放送でホラーゲーム「デッドバイデイライト」をプレイし、驚異的な視聴者数を記録したのが嚆矢となり、芸能人が次々にストリーマーデビューしている。 

本田翼 ©文藝春秋

 いま一番ホットな芸能人ストリーマーは狩野英孝だ。「デッドバイデイライト」や「バイオハザード」シリーズのゲーム配信を行い、芸人きってのリアクションとワードセンス、そして視聴者に胸襟を開く人たらしな性格で一躍スターへの階段を駆け上った。 

 狩野の成功につづけと芸人のストリーマーデビューが続いており、吉本興業は動画配信サービス「Mildom(ミルダム)」とパートナーシップを締結、所属芸人が日替わりでゲーム配信を始めた。 

 手越がストリーマーデビューし、成功を収めれば、男性アイドルや男性俳優といったファンビジネスを生業とする芸能人にも流れが波及するだろう。 

 ゲーム配信はファンと密なコミュニケーションをとる最適な手段であり、コロナ禍でイベントを開催できず、ファンとのコミュニケーションに困っている芸能人たちがゲーム配信に活路を見出すことは自然だ。パイオニア手越に続かんと若手、中堅、ベテラン問わず、イケメンタレントのストリーマーデビューが見られるかもしれない。