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「政治家でもミュージシャンでもインフルエンサーでも、肩書は何でもいい」

――長年、日本のヒップホップシーンのために活動されてきたZeebraさんですが、今後、たとえば政界を目指すことはありそうですか。

「NIGHT MAYOR SUMMIT 2016」に登壇し、英語でスピーチをするZeebra氏

 

Zeebra 俺は危なっかしいから、担ぎ出す人が大変じゃないかなぁ~(笑)。でも自分が動くことで社会にプラスになることがあるのなら、政治家でもミュージシャンでもインフルエンサーでも、肩書は何でもいいと思ってて。

 

 でも少なくとも今は、このポジションが本当にやりやすいんです。昔は悶々として曲にしても全然届かなかったのが、今はコロナ危機のクラブ経営に関してなんかでも、都や省庁とすぐ連携が取れるようになりましたしね。アーティストではU2のボノがずっと慈善活動をやってますが、内容は違えど自分も似たような感じで、ヒップホップを通じて社会になにか還元できたらなと思っています。

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写真=平松市聖/文藝春秋