2020年9月1日、山下智久さんがジャニーズ事務所に入所して24周年を迎えました。11歳だった少年の日から四半世紀近くもアイドルという茨の道を往き、なおも歩き続けてくれている姿には、ジャニヲタとしてただただ感謝の念しかありません。9月1日当日のTwitterには「#山下智久入所24周年記念0901」というハッシュタグが見事トレンド入り。タイムラインはファンによる山下さんへの愛を告げるメッセージであふれました。
しかし、山下さんは8月7日に報じられた「女子高生モデルとの飲酒および高級ホテルへの“お持ち帰り”」によって、8月17日から一定期間の活動自粛となっています。だからこそ、この喜ばしい瞬間に当の山下さんがいないことは誠に残念極まりないのです。
山ピーを愛するが故の「スキャンダルの原因究明」
たとえば、加藤ローサさんや西山茉希さんなど、数々の女性と浮名を流した元KAT-TUNの赤西仁さんなら同じ報道でもジャニヲタの受け止めは違ったと思います。赤西さんはライブで「オレ、週刊誌で(女性スキャンダルの)連載してるんじゃないか? って言われてたよ」と自らネタにしたこともあるように、“赤裸々な姿を見せるのも芸のうち”という方とお見受けします。ファンも「なんだ、いつもの彼じゃん」くらいで、一報に飛び起きても二度寝できる。その奔放な生き様の開示は、むしろファンを微笑ませてしまうこともあります。
しかし山下さんの場合は、ストイックで孤高の努力家というイメージとスキャンダルのギャップが強く、ファンの心中には「信じたくない!」という気持ちがこみ上げました。
今回の一件で、様々な意見が飛び交っています。山下さんを責める声も、女性を責める声もありましょう。それもわかります。しかし、きれい事でなく〝自分事〟に引き寄せて考えてみると、石を投げる手もふと止まるような気がします。
もしあなたに好きでたまらない〝推し〟や思いを寄せる誰かがいたら。「一度でいい。ふたりきりになれたら、魂を売ってもいい!」と思える人から、「こんなときに不謹慎かもしれないけど、よかったら一緒にいてもらえない?」と望まれたら、私はその手を払えるか? 「幻滅しました!」と言えるか? 正直言って、私は甚だ自信がありません。人を責めることなどとてもできない。
しかしそこで「信じない! 彼がそんなことをするわけない!」と思考停止してしまっては、いつまでたっても心にはモヤモヤが残り、いつか山下さんが芸能界復帰した時に心から応援できなくなりそうです。
そこで山下さんのファンである私は原因究明に乗り出しました。なぜ彼はスキャンダルを起こしてしまったのか。その手痛いミステイクの原因を探ることでモヤモヤを肚落ちさせ、山下さんと共に浮上する道筋を探したのです。もちろん色々な意見が交錯していますが、本件を見つめるうち、「ミステイクの原因」にたどり着きました。