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川島 ……なんか、嫌でしたね。出場者として出ていたときは、緊張のどピークだったんで、実際、あんまり記憶がないんですよ。でも、「あ、なんかこういう重さやったな」というのは思い出しました。華々しい舞台の裏では、芸人のヒリヒリするような思いが渦巻いているんです。タバコの煙がふわーと立ち上っている光景とか見ていて、自分が出場していたときのことがフラッシュバックしました。

――懐かしいな、という感情とはまた違うんですね。

川島 怖いな、という感覚の方が近いかな。楽しいんだけど、怖い空間ですよ。舞台の上は。あれだけみんなが張りつめてるから、爆発するときは、とんでもないエネルギーが放出される。あんな経験は、あそこでしか味わえない。あの雰囲気を味わった人は、一生、忘れられないと思いますよ。

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「最近も毎晩、2、3時間ゲームしてますね」

――初めてのM-1出場のあとでプレステ2と『鬼武者2』を買った話がありましたが、川島さんの最近のゲーム事情はどうですか?

川島 今、また、ちょっとハマってるゲームがあるんですよ。プレステ4で出ている『ゴースト・オブ・ツシマ』というゲームです。それを毎晩、2、3時間はやってますね。侍が蒙古襲来から対馬を守るという時代劇アクションゲームなんですけど、おもしろいんですよ。いちおう買っておくかぐらいの感じだったんですけど、結局、ハマっちゃいましたね。

川島さんがM-1初出場のあとに買った『鬼武者2』

――そこまでハマってしまって、1日2、3時間で収まるものですか。

川島 やろうとおもったら朝までできますけど、深夜1時、2時くらいには止めてますね。次の日、目が腫れてしまうので。

©️文藝春秋

――家にはゲーム専用のスペースがあるのですか。