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【好きな芸人2020 ベスト15発表】EXITが“あの大御所”を抜いてトップ3入り! V3目指すサンドをぺこぱ猛追

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6位 タモリ「笠智衆のように存在自体がありがたい」

 6位にはタモリ(75)がランクイン(前回5位)。老若男女問わず、「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)や「ブラタモリ」(NHK)といった番組の安定した司会ぶりが好きという高い支持を集めました。また「博識。それでいて嫌味がない」(男・56)など教養の深さにも称賛の声が集まりました。

タモリ ©文藝春秋

「『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が終わって、ゆったり生きていて羨ましい。『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)などでマニアックなことをやっていて、たけし、さんまとは違う方向性でいい」(56・女)

「70歳を過ぎているのに好奇心を失わない」(59・男)

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「円熟味が増し自我を抑え、控えめと思える感じで好感度も一番」(71・男)

「頑張りすぎない、欲がない。幅広い知識が豊富でありインテリな感じがする」(27・女)

「声を張ることもなく淡々と話すところが好き」(39・女)

「クールに面白くて知性もある。どんな若い芸人や歌手に対しても見下した態度を取らず、対等に接している」(45・男)

「ただのお笑いタレントではない。これからのタレントの方向性を示している」(83・男)

「毒舌芸人の頃からのファンですが、年を重ね好々爺然となった今はさらに好きになりました。笠智衆さんのように存在自体がありがたい」(63・女)

「『あんなふうに生きられたら楽しそうだな。幸せそうだな』と思わせる不思議な雰囲気を持っている」(60・男)

「大御所の安定感。場を支えられる力がすごい」(56・女)

「ほかの誰にも真似できない。最近の第七世代との絡みも面白い」(44・女)

5位 ぺこぱ「ポジティブなつっこみで気分が前向きに」

 若手の登竜門「ぐるぐるナインティナイン おもしろ荘2019」優勝、「M-1グランプリ 2019」第3位とブレイク街道まっしぐらのぺこぱが前回圏外から一気にベスト5へ。結成13年目と遅咲きながら、その「否定しないツッコミ」に、「子育てでイライラしても脳内のリトル松陰寺さんが優しく肯定してくれてポジティブになれた」(33・男)など暖かいコメントも多く寄せられました。

ぺこぱのシュウペイ(左)と松陰寺太勇 ©AFLO

「テレビにぺこぱが出ていると、自然に家族みんな温かい気持ちになります」(16・女)

「この時代に観ていて心が優しくなるコンビ。ネタを観る度に好きになる。清潔感、華やかさがあり、フリートークも面白い」(41・男)

「M-1で初めて見たとき衝撃的でした。あの芸風はやさしいとか傷つけないという言葉だけではおさまらない、新しい時代にぴったりな可能性を持った笑いだと思う」(45・女)

「画期的な漫才を生み出した松陰寺さんと、それを独特の明るい存在感で引き立てているシュウペイさん。すごいバランスで組み合わさったコンビ。今の時代の癒し」(51・女)

「下積みが長い割にスレていなく、常に前向きで好感が持てる。芸風も独創的でワクワクさせてくれる」(47・男)

「ツッコまないツッコミという形が面白くて好き。M-1以降もネタのブラッシュアップの掛け方が凄い」(20・女)

「M-1での松陰寺さんの徹底したキザキャラっぷりに惚れました」(31・女)

「12年間売れなかったことも全てネタにするなど引き出しが多い。まだまだガムシャラで滑るところ、いい人なのか性格悪いのか謎なところ、キャラに悩んでいるところなど興味がつきない」(42・女)

「『もう誰かのせいにするのはやめにしよう』という松陰寺の言葉は今の時代に一番必要」(30・女)

「繰り返し見ても飽きない不思議な中毒性がある」(50・女)

「毒の無さが新鮮で初々しい」(68・男)

「コロナで閉塞感の漂う日々、ポジティブなつっこみが気分を前向きにさせてくれます」(50・男)

「関東の漫才は関西人として受け入れ難いが、このコンビの『突っ込まない突っ込み』は新鮮で優しさを感じられて好き」(63・女)