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2位 和牛「出しゃばらないけど、やる時はやる仕事人」

 2位は、いまや「日本一チケットがとれない芸人」とも言われる和牛。前回4位から、さらにランクを上げました。2016年から3年連続で「M-1グランプリ」準優勝の実力者。衣装もネタの一部だとし、北欧を代表する人気テキスタイルブランド「マリメッコ」の衣装を身に着けるこだわりも持ち合わせています。女性票が8割を超えていた前回に引き続き、今回も10代から70代までの幅広い年代の女性票が8割以上という結果になりました。

和牛の水田信二(左)と川西賢志郎 ©時事通信社

「雛壇芸人にはならず、彼らのキャラクターを活かした番組やコーナーを持ち、その存在感を確立している。漫才を愛し、笑いを深く追求する2人は好きにならないわけがない」(22・女)

「とても面白くて、お2人の漫才に対する愛や、細部まで手の込んだネタが大好き」(13・女)

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「芸人はガツガツ前に出るイメージがあるが、謙虚な姿が逆にいい。SNSやYouTubeなど流行にとらわれないスタイルを維持していく強さがある」(25・女)

「忙しい中、出待ちしている人にも神対応。漫才もコントもトークも面白い」(15・女)

「穏やかで優しい雰囲気でいつも癒される。地に足がついたしっかりした意思を持っていて好感が持てる」(63・女)

「うるさくない。あまり出しゃばらないけど、やる時はやる仕事人。さんま、ダウンタウン路線ではなくタモリ、ウンナン路線を継承できる芸人は今では貴重な存在」(42・女)

「前に出すぎない感じが見ていて心地いい。お2人とも清潔感がある」(18・女)

「漫才が面白い。演技力とネタの構成力はピカイチ」(16・男)

「上品。旦那にしたい」(24・女)

「M-1グランプリの決勝戦に5回出場するという漫才の実力の持ち主で、ネタが面白い。これからのお笑い界を背負っていく芸人」(16・男)

「漫才が面白いし、とにかく見ていて幸せになれる。M-1グランプリ挑戦のラストイヤーでリベンジして欲しい」(21・女)

「東京進出後はタレントっぽい仕事が多いが、2人の面白さはまだまだそんなものではない」(66・女)

「食べることが好きなんだろうなというのがよく伝わってくるくらい美味しそうに食べてくれる。食や料理の番組がすごく似合う」(28・女)

「何十年先まで漫才の伝統を守っていくのは彼らだと思う」(43・女)

「男性社会に偏重していた既存の漫才ですが、和牛の漫才の内容は比較してだいぶジェンダーフラットになっている点も共感、支持しやすい」(40・男)

「他人を押し退けることも絶対せず、所作や言葉のチョイスの端々に品がある。川西さんにはドラマや映画などに進出して欲しい」(48・女)