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文春野球コラム

文春野球「コミッショナーだより」8月号

文春野球コラム ペナントレース2020

2020/09/12
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 こんにちは。コミッショナーの村瀬です。今月も文春野球コミッショナーだよりの時間となりました。

 それでは今月のおしながきです。

1、セ・パ両リーグの順位表
2、月間最優秀コラム・ベストゲーム発表
3、8月期 個人タイトル発表

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1、セ・パ両リーグの順位表

 12球団で唯一全勝街道をひた走っていた日本ハムがついに連敗。セ・リーグの横浜DeNAも連敗を喫し、両リーグとも混戦模様となってきました。注目は5連勝で4位まで上がってきた中日。初勝利から3連勝で最下位脱出を果たした東北楽天の2チーム。8月31日までにセ・パともに11試合が消化された時点での順位は以下の通りとなっております。

▼セ・リーグ順位表(8月31日/11試合終了時点)
1位 横浜DeNA 8勝3敗
2位 ヤクルト  7勝4敗
3位 広島    7勝4敗
4位 中日    5勝6敗
5位 阪神    4勝7敗
6位 巨人    2勝9敗

▼パ・リーグ順位表(8月31日/11試合終了時点)
1位 日本ハム   9勝2敗
2位 ソフトバンク 9勝2敗
3位 ロッテ    6勝5敗
4位 オリックス  4勝7敗
5位 東北楽天   3勝8敗
6位 埼玉西武   2勝9敗

2、月間最優秀コラム・ベストゲーム発表

◆8月期 最優秀コラム賞

8月20日「『広島の長野久義選手はなぜ夏になると急にヒットを打つのか』……10歳の娘が導き出した衝撃の結論」

 広島東洋カープ ザ・ギース尾関高文

 ギースの尾関高文さん。文春野球衝撃の2作目は10歳の娘さんによる「なぜ長野選手は夏になると急にヒットを打つのか」という夏休みの自由研究レポート。娘さんによるイラスト入り「夏長野」の考察と、それを見た父による丁寧な解説という微笑ましくも愉快な構成は、それだけでも十分に楽しく、幸せな気持ちになるのですが、圧巻はそこから導き出された結論。「たかが子供の自由研究」とたかを括っていた人たちを全員ひっくり返すほどの威力がある素晴らしい研究となりました。先月の高橋雛子さんに続いて、2か月連続でカープの娘さんが最優秀コラムを受賞です。

◆8月期 ベストゲーム賞

 8月19日 中日(若狭敬一) 2736 ― 2702 東京ヤクルト(三輪正義)

 今季初の両チーム2500HIT越えの乱打戦。開幕から圧倒的な強さを誇るヤクルト三輪広報に対するは、今シーズンの開幕戦で同氏に2858-425とコテンパンにやられたドラゴンズのエース若狭敬一アナ。開幕2連敗と調子が上がらぬなか、捲土重来を期して挑んだ「ビシエド」は、最優秀コラムにもノミネートされた若狭アナ復活を印象付けるコラム。今回も引き続き強すぎるヤクルト三輪広報とのシーソーゲームを制し、ドラゴンズは5連勝。上位進出を狙える位置まで上がってきました。

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