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妻を不愉快にさせないLINE術

 定期的に妻へLINEやメールを送る習慣がついたら、こんどはメッセージの内容を工夫するようにしましょう。この本のタイトルのように、「夫が送ってくるLINEを読むとイラっとする」という妻は少なくないのです。

「いきなり『今夜接待』とか、単語だけ送ってくる」

「なんか上から目線」

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 妻たちはこんな不満を抱いています。

 男性のコミュニケーションは「要件のみ」なので、返事も簡潔になりがちです。それが「素っ気ない」「偉そう」という印象を妻に与えてます。

 ですから単語だけのメッセージを送るのはやめましょう。妻が夕飯のメニューを送ってきたら、「了解。ありがとう」。ここはお礼を言う「ありがとうポイント」です。急な接待で遅くなるときは、「ごめん」を添えて。LINEだからこそ、「ありがとう」と「ごめん」は送りやすいはずです。

 夕飯の希望など妻が何か聞いてきたとき、「なんでもいい」は禁じ手です。どうしても思いつかない時は、「思いつかないから、任せていいかな?」とお願い形式にしましょう。

 また、私はカウンセリングの場で、妻に、夫へLINEのスタンプ(イラストなどの画像)をプレゼントすることをお勧めしています。妻からプレゼントされたスタンプなら、夫も「せっかくだから使うか」という気持ちになるものです。実際に使ってみたら、送った妻も喜びますし、メッセージもソフトな印象になって、いいことづくしです。

©️iStock.com

 スタンプをプレゼントされたことがない夫は、妻にお願いしてみてはどうでしょうか。「無料でもらえるスタンプがあるって聞いたんだけど、探してくれないかな?」と。

 妻に切り出しにくいという方は、妻から「ちゃんと返信して!」など文句を言われた時に、「じゃあこれからはスタンプ使うようにするから、なんか探してよ」と言ってもいいかもしれません。

 LINEではメッセージだけではなく、「プレゼントをもらう」「それを使う」という形のコミュニケーションもとれるので、夫婦仲を良好なものにするのに役立ちます。