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《竹内結子さん逝去》「いったい、どうして…」家族、関係者も呆然。何が動機だったのか。

2020/09/28
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毎朝6時にお弁当を

 このことからも分かるように、竹内さんは非常に芯が強い女性です。彼女は自ら、“おいしいものを食べて、よく寝て、くよくよ悩まない”ことがモットーの、ポジティブな女性だと語っています。

 実は、独身時代は、あまり家事や整理整頓が得意ではなかったようです。それでも、結婚してからは仕事と家庭を完璧に両立させ、息子が生まれた後は、毎朝6時に起きてお弁当を作るなど、子どもとの生活を大切にしていました。また、月に10万円近い個人経営の塾に通わせるなど、教育にも力を入れていました。そのかいもあり、長男は有名私立中学に見事合格しました。

 そして、2010年にはスペシャルドラマ「ストロベリーナイト」、2014年には三谷幸喜作・演出の「君となら」で舞台に初挑戦します。さらに2018年HuluとHBOアジアの初の国際共同製作ドラマ「ミス・シャーロック」で女性版シャーロック・ホームズを演じるなど、女優としてのキャリアを重ねていきます。

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竹内結子さん、2018年 ©時事通信社

 そんな竹内さんに2019年1月、熱愛が報じられました。お相手は、同じ事務所の後輩で、長身のイケメン俳優の大樹さんです。都内の庶民的な焼き鳥屋のカウンターで、焼酎のロックを飲みながらのカジュアルなデートを楽しんでいました。竹内さんと大樹さんは、2009年の「ジェネラル・ルージュの凱旋」や、2016年の「残穢―住んではいけない部屋―」の映画で共演しています。報道直後の2019年2月27日に2人は結婚します。この再婚には、当時13歳だった長男の後押しもありました。再婚を伝える書面で竹内さんは、「将来を話し合う中で、『3人一緒になればこれから楽しくなるね』と息子が背中を押してくれたこともあり、このような運びとなりました」と綴っています。

 今年1月には、第2子の男の子を出産します。家族仲は大変良いと聞いています。9月には女性誌「LEE」のインタビューで、コロナ禍を受けて、「今回、たっぷり時間があって家族と向き合って、自分の人生をもう少し大事にしてもいいんじゃないかなと思えました」と、私生活も前向きに歩みたいという気持ちを語っています。