「ソロでドラマに主演して、音楽活動もやり、ファンを集められるのは木村しかいません」
SMAP解散後、2020年1月に木村は初のソロアルバム「Go with the Flow」をリリースし、ライブツアーを行った。
「木村の『待っているよという皆さんの気持ちに応えました』という言葉に、涙を流すファンもいました。会場にはTOKIO長瀬智也やKinKi Kids堂本剛(41)の姿もありました」(レコード会社関係者)
9月12日に生放送された「THE MUSIC DAY」(日本テレビ系)では、SMAPの「世界に一つだけの花」を嵐、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMPたちが熱唱している。
「従来のジャニーズだったら解散したSMAPの楽曲を歌う事は難しかったかも知れません。しかし、藤島ジュリー景子社長、滝沢秀明副社長の新体制になったことでそれが可能になった。ジュリー社長は、ジャニーズを出ずに残る決断をしてくれた木村をとても頼りにしているんです。実際、退所が相次ぐジャニーズの中で一番のスターですから。嵐も活動休止してしまうジャニーズで、ソロでドラマに主演して、音楽活動もやり、ファンを集められるのは木村しかいません。木村も事務所からの信頼を意気に感じていると思います」(レコード関係者)
“裏切り者”の汚名を払拭
2021年の新春にはフジテレビ系でドラマ「教場2」(仮)が放送されるが、滝沢副社長が育てたSnow Manの目黒蓮(23)がキムタク教官の生徒役として出演する。目黒は木村との共演が決まり、こうコメントしている。
「(木村と)せっかくご一緒できるので、その時間、緊張感、全てを味わえることは自分にとってものすごく勉強になるので、その空間を楽しみたいと思います。芸能界のトップを走られている方なので、お芝居についてどんなことを意識されているのかなどできる限り聞いて、勉強したいと思っています」
“裏切り者”の汚名を払拭しつつある木村拓哉。SMAPで唯一事務所に残留した木村は、古い櫛の歯が欠け、若い才能が芽吹きつつある新生ジャニーズを“プロのトップスター”として牽引していくのだろう。