昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

特集女芸人の今

2020/10/31

19歳YouTubeスタッフが『ひょうきん族』の話が聞きたい、と

ーー今はYouTubeも始められました。何より尺の使い方が本当にすごいなって(笑)。「もっと見たいな~」くらいで終わる。

山田 ありがとうございます。だってすごい働いたもん。何秒で生放送しめられるとか、もう身についてるんですよ。だいたい1分間はこのくらい、残り3秒だったら「今日はどうもありがとうございました。それではまた来週」とか入れられるのよ。そういうのはもう癖になってるから、なんてことないですよ。

ーー山田さんのYouTube『クニチャンネル』では様々なエピソードをランキングという形で紹介していますよね。あれもすごくバラエティっぽい。

山田 YouTubeの分析をしてくれるスタッフがいるんですよ。若いの、19歳とかなの。ガーン(笑)。その子が「ランキングがいい」って。私はYouTubeでネタをやりたかったので、ネタじゃないの?って最初思ったんだけど。「いや絶対邦子さんの口から聞きたいことっていっぱいあるんです。『ひょうきん族』の話とか」って。

『ひょうきん族』の話っていうけど、私なんかもう飽きちゃってて。でもその回はやっぱり人気があるんですね~。コメントも多い。よく考えたら、私は(ビート)たけしさんたちと直に一緒に働いた人間なんだなって。それなら心してやっていこうと。

 

「当時は大きなお金持って歩いてましたよ(笑)」

ーー『ひょうきん族』の話はみんなすごく興味があると思います。

山田 しゃべってみると、あぁ青春だったなって思いますよ。色んなことがあったなと。寝てなかったし、もう本番が楽しくて楽しくてお祭りみたいだったし。昭和だったから、なにしろ。今と全然違うんですよ。給料手渡しですから(笑)。

ーーそれ都市伝説として聞いたことあります。山田邦子さんが紙袋にすごい札束入れて事務所から帰っていくという(笑)。

山田 当時はカードも持ってなかったですし、みんな現金。大きなお金持って歩いてましたよ(笑)。そういう一個一個が、「へぇー」「へぇー」って言われる。私の中では終わってる、たいした話ではないんだけど。

 

 そうそう、前に私が飲んでたら、たまたま女性芸人の一団と一緒になったことあったんです。清水みっちゃん(清水ミチコ)が仕切ってましたけど。バービーとか(椿)鬼奴とか。(いとう)あさこもいたのかな。

 20人ぐらいで、みんなでカラオケとかやって。楽しかった(笑)。(森三中)黒沢なんか、一言も聞き洩らすまいという前のめりで、「それで、それで」っていう感じで昔の話聞いてくれてた。そうか、興味持ってくれるんだなぁって思いました。